「YouTuberは楽して稼いでる」と言う人はただ単に嫉妬してるだけ

2018年3月28日2023年11月15日

お疲れ様です、ローンウルフです。

この間ヤフーニュース（元ネタはSPA!の記事）に「子どもになってほしくない職業第１位」についての記事が載っていました。１位は２位以下を４８％も引き離しダントツでYouTuberでした。

「子どもになってほしくない職業」の1位はぶっちぎりでYouTuber　その理由とは？

その理由として親からの様々な意見が載っていたのですが、その中で一つ気になる理由がありました。

「ネットに動画を流すだけで楽して稼げるなら、何でもアリになるのは悲しいです」

私はこの「YouTuberが楽して稼げる」という部分に関して反論したいと思います。

YouTuberが「楽して稼げる」と思ったら大間違い

始めに断っておきますが、私自身はYouTuberがアップしている動画は全くといっていいほど見ませんし、見たいとも思いません。ですが彼らが決して楽して稼いでいるとは思っていません。

YouTuberが広告収入を得るためには人々から関心を集める動画をYouTubeにアップし続けなければなりません。そのためにどういう動画を作ればより多くの人に動画を見てもらえるのか相当な試行錯誤をしているはずです。一見バカをやっているだけに見える動画も、試行錯誤の結果なのです。

YouTuberに興味がない私でも知っている著名なYouTuberであるHIKAKIN氏は動画を毎日YouTubeにアップしているそうです。あなたには多くの人を集めることのできる動画を毎日アップし続けることはできますか？

会社に勤めてるだけで給料が振り込まれるあなたと違って、YouTuberは自らの活動が自分の収入に直結します。サラリーマンも働き具合によって多少の上下はあるかもしれませんが、それはYouTuberの比ではありません。

彼らは日々の生活のためにそれ相応のリスクをしょっているのです。だから彼らも収益を上げるために必死です。リスクという観点ではサラリーマンのほうが楽して稼いでいるとも言えるのではないでしょうか？（会社に所属しているYouTuberもいますが、あれはあくまで受け取った収益の一部を会社に支払うという形をとっているので給与制ではありません）

確かに過激なことをやって注目を集めようとしている人も中にはいます。ですがそれは後先のことをよく考えもせずに注目を集めるためだけに過激な動画を上げただけです。過激なだけの動画には持続性はありません。また、アカウントの凍結の憂き目にあうなど次第に淘汰されることになるでしょう。

YouTuberに対して向ける目は投資家に対して向けられている目に似ている

この記事を読んで思ったのは、社会一般の人たちがYouTuberに対して向ける目って、投資家に対して向けている目と似ているんじゃないかいうことです。「お金を右から左に流すだけで楽して稼いでいる」、社会一般の人たちは投資家に対してもこうした目を向けているんじゃないでしょうか？

実際問題「楽して稼げる」と思って投資を始める人って多くいると思います。でもどうでしょう、実際のところ楽して稼げていますか？そうじゃないですよね。特に米国株投資にたどり着いた方々は、数十冊もの書籍を読んで試行錯誤の結果、米国株投資に行きついた人が多いのかなと思います。行きついた後は比較的楽して稼げる部類に入るかもしれませんけどね。

でもここまで書いてふと思いました。

そもそもなんで楽して稼いじゃいけないんですか？