住民税はどの納付手段で納めるのが結局一番お得なの?

2023年11月15日

スポンサーリンク

お疲れ様です、ローンウルフです。

自営業の方や、会社員の方で株式の譲渡益から発生した住民税の納付方法を普通徴収にした方は、自宅に住民税の納付書が届きそれを使って納付していることと思います。

この住民税の納付は現金で直接納める以外にも方法はあります。それはクレジットカードによる納付とnanacoによる納付です。この2つの納付方法を利用すれば、税金を払いつつポイントをためることが出来るので、現金で払うよりもお得です。ですが結局この2つによる納付方法はどちらの方がお得なのでしょうか?検証していきたいと思います。

nanacoによる納付ではnanacoポイントはつかないがクレカのポイントは付く。ただしカードによってはポイントがつかないので注意が必要

一つ注意していただきたいのが、nanacoで住民税の支払いをすること自体は可能ですが、支払時にはnanacoポイントはつかないということです。あくまでnanacoにチャージをするときにクレジットカードを使用すればクレジットカードのポイントが貯まるという仕組みなのです。

さらに注意していただきたいのが、カードによってはポイントが貯まらないクレジットカードがあるということです。著名なカードでは、楽天カード、REXカード、エクストリームカードによるチャージはクレカのポイントはつきません。

ポイントがつく主なクレジットカードは、リクルートカード(還元率1.2%、ただし月3万円のまでしかチャージによるポイントはつかない)、yahoo!JAPANカード(還元率0.5%)、セブンカード・プラス(還元率0.5%)、ファミマTカード(還元率0.5%)などがあります。

クレジットカードによる納付は自治体によってはできない自治体もある

続いてクレジットカードによる住民税の納付について解説いたします。話の前提として、そもそも住民税のクレジットカードによる納付は自治体ごとに可能かどうかが分かれています。お住まいの自治体がクレジットカード納付に対応しているかどうかは、直接yahoo!公金支払いのサイトを確認するか、以前私が書いた記事を参照ください。

お住まいの自治体が対応していなければクレジットカードによる納付を行うことが出来ません。住民税の納付でポイントを貯めたい方はnanacoで住民税を支払いましょう。

なおyahoo!公金支払いではnanacoのようにクレジットカードによってはポイントがつかないというようなことは起こりませんのでご安心ください。

またここで注意していただきたいのが、クレジットカードによる住民税の納付には手数料がかかるということです。

手数料は各自治体によって異なりますが、手数料体系のパターンとしては主に以下の3つのパターンに分かれています(手数料はいずれも税込み)。

支払金額によって納める手数料が変わってくるため、支払金額に対しての手数料率も変わっていきます。当然ではありますが、クレジットカードの還元率>手数料率であればクレジットカードによる納付のほうがお得ということになります。

そこで、今回の記事では参考までにパターンごと・支払金額ごとの手数料率を算出して、クレジットカード納付の際に、支払金額のうちどれだけの率で手数料がとられるのかを計算したいと思います。表にある金額以上の金額を納付する場合には、下記の表から手数料率を推察していただければ幸いです。

まずはパターン①からです。

続いてパターン②です。

最後にパターン③です。

パターン③はちょっと手数料の負担が重いですね。パターン③の自治体の場合はおとなしくnanacoによる支払いをしたほうがよさそうです。

結論:住民税の納付は「nanaco納付・リクルートカードによるチャージ」が一番お得!ただし限度額に注意

以上住民税の納付方法について概観してきました。結論といたしましては、リクルートカードでnanacoをチャージして住民税を納付するというのが基本的にはお得ということです。1.2%の還元率というのはやはり強力ですね。

ただし注意していただきたいのが、リクルートカードによるnanacoのチャージは月3万円までしかつかないということです。毎月3万円チャージしたとして、年間36万円までしかチャージによるポイントはつかないのでご注意ください。また、nanacoの利用金額自体も1か月20万円までとなっているのでご注意ください。

なので税額が年間36万円を超える方は、例えば1・2期分はリクルートカードでチャージをしたnanacoによる納付をし、3・4期はyahoo!公金支払いによるクレカ払い(還元率1.5%以上が望ましい)、もしくは他カードによるチャージといった手段を検討すべきだと思います。

カードによっては「入会してから半年はポイント2倍!」というようなカードもあるので、そうしたキャンペーンを利用すればクレジットカードによる納付がお得な場合もあるので注意が必要です。

またパターン②において支払金額が1万円以下であれば手数料は0円なので、1.2%を超える還元率のクレジットカードをお持ちの方はyahoo!公金支払いでクレカ払いをしたほうがお得です。

リクルードカードをお持ちでない方で還元率1.5%以上のクレジットカードをお持ちの方は、手数料率を勘案しながらクレカ納付かnanaco払いを選択し、還元率1.5%以上のクレジットカードを持っていない方はnanacoによる納付で対応したほうが良いと思います。


いかがだったでしょうか?クレカ・nanacoによる納付で得られるポイントは1度だけだと少ないかもしれませんが、チリも積もれば山となるのでみなさんもぜひご利用してみてはいかがでしょうか?

↓↓↓応援のクリックをして頂けると大変うれしいです(^^)
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

スポンサーリンク