高配当株投資は日本株でも通じるのか

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お疲れ様です、ローンウルフです。

当ブログでも何度も紹介している、ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」ですが、こちらの本では高配当株の配当再投資の優位性が説かれています(もちろんそれが全てというわけではありませんが)。

ですがこの本で示されている高配当株のパフォーマンスはいずれもアメリカ株のものです。日本においても高配当株への投資は市場平均よりも優れているのでしょうか?

日本における高配当株投資の成績

日本における高配当株の優位性について、検証した本があります。それが井出真吾著の「本音の株式投資」という著書です。正確には高配当株の優位性に限らず、いわゆるスマートベータ(一定の財務基準を元に、銘柄を機械的に選別して投資する手法)全般の優位性についてこの著書で検証されています。以下の内容がその検証結果です。


               井出真吾著「本音の株式投資」より


 

検証期間は少し短く、1994年1月から2016年6月の22年6か月で、MSCIが提供している指数を元に検証されています。この間のTOPIXの年率のリターンはわずか0.73%であったのに対し、高配当株の年率リターンは4.09%と大幅にTOPIXのリターンを超過しました。

この結果を見る限り、日本株においても高配当株投資に強い優位性があるのではないかと推察されます。またリスクにおいてはTOPIXを下回っており、リターンはTOPIXを上回りつつ、リスクはTOPIXを下回るという大変優秀な結果を残してきました。

ちなみにリターンが一番高いスマートベータ戦略は「バリュー戦略」でしたが、バリュー戦略はリスクの面ではTOPIXを上回る結果となっています。

失われなかった優位性

株式投資の未来」のS&P500のデータは2003年までのものであり、リーマンショックの期間を含まないデータでしたが、この書籍にあるデータはリーマンショックの期間を含むものであり、「株式投資の未来」出版以降も高配当株の優位性は維持されています。

優位性がある情報が広まってしまうことによりその優位性が失われていくということがよく言われますが、少なくとも日本株においてはその優位性は揺らぎませんでした。高配当株投資を行っている人は、今後も自信を持って高配当株投資を継続したほうが良いと私ローンウルフは思っています。

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