オプション取引の勉強におすすめの2冊の本を紹介します

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

日本の市場においてはマイナーなオプション取引。オプション取引に興味があって本を買って勉強をしようにも、どの本を買ったらいいか迷っている人もいると思います。

私自身は日経225オプション取引を株価下落の際のリスクヘッジのために利用しています。私はオプション取引についての勉強はインターネット上の情報はほとんど見ずに、本を買って勉強しました。

そこで今回の記事では、私がオプション取引を勉強する際に読んだ本のうち、とても役立った2冊の本を紹介したいと思います。なお2冊とも初版は10年以上前になりますが、内容的には今でも全然使える内容となっていると思います。

私がオプション取引を勉強した際に読んだ2冊の本

本を紹介する前に注意していただきたい点があります。それはこの2冊には具体的な売買ポイントについての解説はないということです。

例えばデルタがいくつになったらコールオプションを買いだ、日経VIがいくつからいくつになったらプットオプションの売りだというような具体的な指標についての判断基準は書いていないのです。

そのあたりはトレードをしながら身につけていくことになるんでしょうが、そもそも私自身はオプション取引のトレードで利益をあげようと日経225オプション取引をやっているというよりも、あくまで現物株の株価下落リスクのヘッジのためにオプション取引をやっています。

ですのであくまで今回本を紹介する趣旨としては、そもそものオプション取引の仕組みを知りたい、また取引をするにあたってはどのような取引手法があるのかを学びたい人向けに本を紹介しているということを頭に入れておいてください。

まず1冊目は「かんたん図解 しっかり儲ける日経225オプション取引入門」です。

かんたん図解という言葉の通り、それぞれのページはフルカラーでグラフや図を用いてわかりやすく説明してくれていて、そもそもオプション取引とはなんぞやという基本のキについて、全くの初心者がこの本を読んでもオプション取引を理解しやすい内容となっています。

私自身もこの本1冊でオプション取引を学んだと言ってもいいでしょう。オプション取引を行う上で非常に重要な概念であるタイム・ディケイについてもこの本で学びました。

先ほど「具体的な売買ポイントについての解説はない」と書きはしましたが、オプションの残存日数ごとの投資戦略、例えば残存日数20~50日はタイム・ディケイの一番おいしいところを味方にできるなど、投資戦略についての具体的な内容についても触れられているので、大変参考になると思います。

ただ1つ問題があります。今現在Amazonではこの本の在庫がほとんどなく、今ある1冊もとんでもない値段がついています。なんとそのお値段98,007円です!(平成31年2月28日現在)

いやいや、確かにすごくいい本だと思いますよ。でも本1冊に10万円近くの値段ってどういうことですか?!オプション取引を勉強したい皆さんにおいては、この本が安い値段で売られていたらすぐに買うことをお勧めします。去年12月~今年1月に3千円前後で売られていた時期もあるので、そのうち適切な価格の本が売られると思います。


 

2冊目が「最新版 オプション売買入門」です。

 

正直この本は1冊目と内容がかぶるところが多いです。基本的なオプション取引についての説明は先ほどの1冊目の本の方がわかりやすいと思います。

その上でなぜこの本を読んだ方が良いかと思ったかと言うと、オプション取引の手法について、より具体的に紹介されているからです。

例えば私はこの本で、オプション売りのヘッジで、売ったポシジョンよりもさらに権利行使価格から離れたオプションを買ってヘッジをかけるという手法を学びました。

具体的な売買タイミングまでは示していないものの、この手法はボラティリティが高い時に行うと有効、などの説明もついており、オプション取引を行っていくにあたっての手法について基本的な考え方を学ぶことが出来ると思います。

ただこちらの本は私のように現物株のヘッジのためというよりも、オプション取引をトレードとみたときの取引という視点から見ていることが多いので、そのあたりは注意が必要だと思います。

私はまだ2冊とも持っています

なお私自身もこの2冊を実際に購入してオプション取引を勉強し、今も家にあります。私は実際にこの本を読んだうえでこの2冊をオススメしているのです。

でも1冊目の本が10万円近くで売れるなら売っちゃてもいいのかもしれませんね(笑)もちろんその値段で買う人なんていないと思いますが。

オプション取引というと難解で分かりづらい、リスクが高すぎると思う方も多いかもしれませんが、正しく使えば非常に有効なリスクヘッジの手段となります。まずはオプション取引の基本を学びたいという方はこちらの2冊を読んで(1冊目は安く売ってればですが)みてはどうかと私ローンウルフは考えています。

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