米国株村ブログランキングの中でタバコ銘柄を保有している人数を調べてみた

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は米国株村ランキングに登録しているブログを見て回るのが好きなんですが、米国株ブログを見ていてよく思うことがあります。それは米国株ブロガーのタバコ銘柄の保有率が高いなということです。

ある日ふと具体的にどれぐらいの割合の人がタバコ銘柄を保有しているか気になり、今回自分で調べてみました。

米国株村ブログランキングTOP100のうち、タバコ銘柄を保有しているブログ数を調査してみた

調査対象のタバコ銘柄はMO(アルトリア)、PM(フィリップ・モリス)、BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の3銘柄です。日本株であるJTは除いています。

調査対象のブログは2019年4月6日時点の米国株村ブログトップ100位に入っている全てのブログです。なお以下のブログについては集計から除外しました。

・そもそも米国株に投資していないブログ
・同一人物によるブログ運営の場合は片方のブログは除外
・ポートフォリオや保有銘柄を非公表としているブログ
・ポートフォリオを一部公開しているものの、非公開としている残りのポートフォリオでタバコ銘柄を保有しているかどうか確認できないブログ

ただしポートフォリオを非公開もしくは一部公開としているものの、タバコ銘柄の保有・非保有について明言しているブログ、インデックスファンドやETFのみ保有しているブログは集計に加えています。

調査対象から除外したブログを差し引いた集計対象のブログ数は以下の通りです。

100ブログ中79ブログ

ですので今回調査対象としたのは79のブログです。この79ブログについて、タバコ銘柄を保有しているかどうか調査いたしました。ちなみにこの調査には3時間以上費やしたので地味に疲れました(;^^)

それでは79の米国株ブログのうち、タバコ銘柄を保有しているブロガー数を発表します!

 

35人

 

タバコ銘柄を保有しているブロガーの数は35人、割合で言うと約44%の人がタバコ銘柄を保有していました。

タバコ銘柄の保有率の高さに少し違和感

このタバコ銘柄の保有率の高さに私としては少し違和感を感じています。

日本株に置き換えて考えた場合、日本株に投資している人の44%がJTを保有しているって考えたらずいぶん多いなって思いますよね?ただ今回はJT1銘柄ではなく3銘柄を調査対象としているので、比較対象とするのはどうなんだと言われてしまうかもしれませんが。

タバコ銘柄を保有している人が多い理由としては、第一にシーゲル教授の「株式投資の未来」が大きく影響しているところだと思います。タバコ銘柄(フィリップモリス)は卓越したリターンを投資家にもたらしてきたことが、「株式投資の未来」の中で記されているからです。

ですが過去のような飛びぬけたリターンを達成できたのは、数々の訴訟によりタバコ銘柄が叩き売られて過度に割安になっていた中でも、減配せずにちゃくちゃくと配当金が支払われ続けたからです。過去に達成したような卓越したリターンを今のタバコ銘柄に求めるのは非常に厳しいと言わざるを得ません。

とはいえ、投資ブログを運営しているぐらいの人はそんなことは百も承知でしょう。そこまでの高いリターンは求めないまでも、市場平均をやや上回るリターンを求めて投資しているんだろうと私は解釈しています。

遠い将来の配当は過小評価されるため、それが長期投資には有利に働いてくることになるでしょう。自分の保有銘柄の配当金を集計しているとき、タバコ銘柄を保有していたらたくさん配当金をもらえてるんだろうなーと思う時があります。

あまりにみんながタバコ銘柄を持っていると、買いたいという気持ちが湧いてこない

ですがブロガーの多くがタバコ銘柄を保有している中で、どうしてもあまり積極的に買いたいと思えないんですよね。「タバコ銘柄はキャッシュフローが安定しているので安心して買える」なんてみんなが思っているうちは高いリターンをあげるのは難しいと私は思ってしまって。

過去の卓越したリターンは、タバコ銘柄の将来が過度に悲観され叩き売られたおかげで達成できたという事実を知ってしまった以上、みんなが安心して購入している現状の中で積極的に買いたいなと思えないんです。

自分は完全に天邪鬼な性格なので、人とは違った考えを持ちたくなってしまうんですよ。これがプラスに働くのかマイナスに働くのはわからないですが。

余談ですが、集計していて思ったのですが、ブログランキング1~50位の人は51~100位の人と比べ、ポートフォリオを公開している人が多かったです。ポートフォリオを公開して自らの投資先をつまびらかにすることが支持を得やすくしているんでしょうかね?


 

もしこの先本当の意味での買い場が来るとすれば、それはタバコ銘柄が大幅に減配して株価が暴落し、米国株ブロガーの多くがタバコ銘柄の未来を悲観して株を売却するような事態が発生した時であると私ローンウルフは考えています。

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