【トレードでの成功に必要なのは教育か?才能か?】第1回 cisの挑戦

2019年7月29日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

短期投資で成功するには生まれ持った才能や資質が必要であると巷ではよく言われます。ですが実際のところはどうなのでしょうか?教育によってトレードの能力を身に着けることは本当に出来ないのでしょうか?

それを検証するため、2つの事例を全4回の記事で紹介したいと思います。

著名個人投資家、cis氏の挑戦

まずは日本の個人投資家でトップクラスの知名度を誇るcis(シス)氏の事例を紹介します。金融市場においてなんと230億円もの大金を稼いだとのことで、昨年本も出版しました。

その本によるとcis氏は、他人に自らの売買方法を教えて取引させたら、今まで以上のもうけを出せるではないかと考え、会社を立ち上げました。

その会社では大学の友人5人を以下の条件で雇い入れました。

・月給35万円プラス利益の20%の報酬
・更新は1年単位

 

cis氏曰く、この5人は普通の人以上の思考が出来てデイトレの経験もない「手垢のついてない」人たちとのことでした。

この5人にcis氏は投資理論の基本を自ら教え、さらに2週間に1回講義を行いました。

そしてその結果は・・・てんでバラバラでした。

1000万円でスタートして2年間運用を続けた結果、1人は2400万円になったものの、別の人は数百万円ものマイナス。他の人はトントンに近い成績。全体で見れば給料のぶんだけマイナスになったとのことでした。

優れたルールを教えられても本人がそれをきちんと守らなければ結果は出ない

cis氏はこの時のことを総括し、こう振り返りました。

「同じように教えたはずなのに全然違う売買をする」

「講義したぐらいではダメで、売買にはみんなの本能が出ていた。インセンティブもあるので、お金が絡むとその人の本能が勝ってしまう」

 

優れたルールを教えたとしてもそれをきちんと実践することが出来ず、結局は人間の感情が勝ってしまったのです。普段から堅実な人は取引も堅実になり、豪快な人は損益も豪快になる。まさしくその人の特性が色濃く表れる結果となりました。

cis氏は自らの能力について、人を管理する能力や才能はないとしました。特定の分野で極めて秀でた結果を残すことが出来る人でも、他の分野で必ずしも成功できるわけではない、そんなことを実感した事例でした。


 

さて、同様の取り組みが1980年代のアメリカのシカゴでも行われました。この時は新聞広告を使って参加者を募集し、大々的な実験が行われることになるのです。

続く

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