セクターETFの価格推移からここ1年のセクター間の資金移動を探る

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お疲れ様です、ローンウルフです。

ここ最近のアメリカ株式市場は、アメリカと中国の貿易協議の動向により振り回される展開が続いています。米中協議が難航しているときは株価が下げ、逆に上手くいっているなどといったトランプ大統領の発言が流れただけでも株価が上昇するような相場となっています。

そんな中で、それまでの各セクターごとの株価の動きにも変化が生じてきたように感じます。その変化を調べるため、ここ1年のセクターETFの値動きを参照してみたいと思います。

バンガードのセクターETFの価格で資金の推移を調べる

なお参照するセクターETFはバンガードのETFを利用します。バンガードのセクターETFは以下の10種類が存在します。

そして参照する期間についてみていきますが、まずは前半の2018年10月12日から2019年4月11日の各セクターETFの値動きです。

2018年10月12日から2019年4月11日の期間でS&P500(VOO)の成績を超えたのは、情報技術と公益でした。

情報技術は年末の下落相場を乗り越えて見事セクター騰落率1位となりました。公益はディフェンシブセクターながら上昇相場の波に乗ってS&P500をアウトパフォームしました。ネクステラエナジーなどの代表格の銘柄の値動きの影響が大きいと思われます。

一方S&P500(VOO)の成績を下回ったのは8つのセクターでした。特にエネルギーセクターの下げが強烈ですね。

続いては今年の4月12日から10月11日までの各セクターETFの値動きです。

4月12日から10月11日までの期間でS&P500(VOO)の成績を超えたのは、一般消費財、生活必需品と情報技術でした。

情報技術は今回もS&P500をアウトパフォームしたものの、セクターごとの騰落率1位から3位に後退しました。

代わりに1位となったのが一般消費財です。どちらかというと景気敏感株に属するセクターであると思いますが、これまで買われていた情報技術セクターから循環的に買われたのかもしれません。

一方2位に躍り出たのが生活必需品です。こちらはディフェンシブな要素が強く、ここ最近になって景気後退がよく言われるようになりましたが、それを反映したかのように生活必需品セクターの銘柄が買われています。

S&P500(VOO)の成績を下回ったのは7つのセクターでした。今回もエネルギーが大きく下げました。というかエネルギーの下げは突出していますね。

短期的には貿易摩擦による景気低迷懸念、長期的にはそもそものエネルギー需要の減退観測と長短2つの面から非常に強い逆風が吹いているようです。

またヘルスケアセクターも苦戦が続いています。「メディケア・フォー・オール」と呼ばれる国民皆保険制度の導入に大統領選の主要候補であるウォーレン氏が積極的であるなど、政治的な要因により逆風が吹いています。


 

以上、ETFの価格推移によるセクターごとの資金推移を見てみました。このようにセクターごとの価格変動の観点から相場を見てみるのも面白いし投資に役立てることができるのではないかと私ローンウルフは考えています。

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