【年率29.2%】ピーター・リンチのマゼランファンドは〇〇だった!その2

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お疲れ様です、ローンウルフです。

前回の記事で、ピーター・リンチが運用していたマゼランファンドが、1400もの幅広い銘柄に分散投資をしながらも年率約29.2%と非常に高いパフォーマンスを上げたことについて記事にしました。

 

今回の記事では、マゼランファンドの運用の実態をもう1つ紹介したいと思います。

ナンピン買いを実行していたマゼランファンド

成長株投資をするなら「株価は右肩上がりが望ましい、ナンピン買いは行ってはいけない」という意見を見かけることがあります。ですが実はマゼランファンドの運用方針は順張りではなく基本的には逆張りだったのです。

もう少し正確に言うと、その時々の株価には左右されずに投資判断を行い、業績が良ければ株価が一時的に大きく下がったとしても買い増しを行うというのがピーター・リンチの投資方針でした。

ピーター・リンチは著書の中でこう述べています。

よい株であるのに株価が下がっているものを、その価格でナンピン買いせずに逆に行ってしまうのでは、 ただの悲劇にしかすぎない。私にとって、相場の下げは、ポートフォリオのなかで将来有望だがまだパフォーマンスの悪いをもの買い増しする絶好のチャンスに思える。

もし、あなたが「株価が25%下がったら押し目買いする」という決心ができずに、「25%押したら売ってしまおう」という致命的に誤った考えを捨てることができないようなら、あなたは株式市場で正当な利益を得ることなど、決してないだろう

 

上記の記述から、ピーター・リンチは「業績が良いにも関わらず売られている株」についてはいわゆるナンピン買いを推奨していることがわかります。

ナンピン買いについては正直賛否が分かれるところですが、少なくともリンチが言うように業績が大きく変わらないにもかかわらず、相場全体による影響で株価が大きく下げるような局面が訪れた場合にはむしろ積極的に買い増しを行った方がいいと思います。

株価の下落は将来の業績の悪化を示唆するものではありますが、えてして先行き不透明な時期に投資した時の方が好リターンにつながりやすいのを忘れてはいけません。

「株価は上がったのだから正しかったのだ。下がってしまったから間違っていた」のは馬鹿げた話

また「株価についてよく聞く多くの馬鹿げた(そして危険な)話」として、リンチは「株価は上がったのだから正しかったのだ。下がってしまったから間違っていたのだろう」という話を挙げ、こう述べています。

もし、投資に関連して間違った考え方を一つだけ選ぶとするなら、私は、株価は上がったからよい投資をした、と信じられていることを挙げる。

 

リンチは例として、1981年のエネルギーブームまっただ中で株価が上がっていた石油株のザパタと、エチル・コープという主要生産物の禁止により株価が暴落した化学会社を挙げています。

株価上昇により魅力的に見えたザパタの株価はその後35ドルから2ドルへと暴落、一方エチル・コープは急速に業績が回復し、2ドルから32ドルまでに株価が急騰しました。必ずしも過去の株価の値動きが、その後も継続するとは限らないのです。

ただしこれはもちろん業績が伸び続けていることが前提であって、株価の値動きだけで投資の結果の是非を判断するなという意味です。

そして短期的な値動きに一喜一憂することについて、リンチはこうも言いました。

短期売買のトレーダーでもない限り、短期で騒ぎまくるのは全くのナンセンスである。

 

これは私も同感ですね。短期投資においてトレンドに逆らった取引をするのは危険な行為です。ですが長期投資の世界において短期的な値動きで一喜一憂すると、業績は好調なのに狼狽して底値で持ち株を手放してしまい、その後の上昇を取り逃すなんてことにもなりかねないのです。


 

以上2回にわたって、高リターンをあげたピーター・リンチが運用していたマゼランファンドの運用と実態をご紹介しました。

一般に思われている常識とは逆の判断がなされていることが多かったのではないでしょうか?マゼランファンドの運用を見ていると、高い投資リターンを出すためには他の人とは違った投資哲学や判断が必要なのではないかと私ローンウルフは考えています。

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