損切をするなら市場平均の値動きは参考にするな

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お疲れ様です、ローンウルフです。

2019年のアメリカ市場は右肩上がりの相場となり、資産を大きく増やした人は多いと思います。この右肩上がりの相場が2020年も続くかどうかは私にはわかりません。もしかしたら急落相場が待ち受けているかもしれません。

こうした急落相場について、私は常に備えを怠らないようこのブログで主張してきました。その備え方は人それぞれだと思います。

私のように下落相場で下げにくい銘柄を購入したりプットオプションを買って相場の下落に備えるような人もいれば、あらかじめ損切ルールを定めて損失を一定の範囲内にとどめようとする人もいます。

この損切については、一般的には損失が〇%以上になったら損切するなど機械的にルールを決めている人が多いかと思います。

しかし中には取得単価に対して一定の割合まで損失を負ったら損切をするというルールを定めながらも、市場平均よりも下げたときだけ損切りするというルールを設定している人もいるようです。

しかし私はこのルールは損切のルールとして採用しないほうがいいと思います。なぜならこの損切ルールは非常に高いリスクをはらんだものであり、損失を一定の範囲内に収めるという損切の本来の意味合いをなくしてしまう恐れがあるからです。

市場平均を参考にして損切する場合の危険性

例えばある銘柄を購入した時に、取得単価に対して損失が10%以上となったら損切、ただし市場平均以上に下げていない場合は損切はしないというルールを定めたとします。また業績に変動はないものとします。

このルールを定めてからすぐに急落相場に突入、取得単価に対する損失は15%と、損失が10%を超えたら損切をするというルールに触れてしまいました。

しかし市場平均は直近の高値から20%以上の下げとあなたがもっている個別銘柄以上に下げているため、損切は行いませんでした。

さらに市場は下落します。高値から30%以上も下げてしまいました。しかしあなたの銘柄は25%の下げと市場平均よりも株価は下げずに下落に対しては相対的に健闘しており、この段階でもルールに従って損切は行いません。

下げはとどまることをしらず、市場平均は高値から40%以上も下げてしまいました。それでもあなたの銘柄は35%の下げにとどまったため、あなたは市場平均以上に下げない限り損切をしないというルールを守って損切は行いませんでした。

ルールを守り、含み損に耐えるあなた。しかし相場は残酷なもので、市場平均はついに50%の下げと当初の半値へと暴落してしまいました。

ここで異変が起きました。今まで市場平均と比べて堅調であったあなたの銘柄はここから一気に株価が下落。取得単価から55%の損失を負い、市場平均よりも下落率が多くなってしまいました。

 

ここで当初決めていたルールを執行するとなると、あなたは取得単価から55%もの損失を負った状態で損切を迫られることになります。

損失を一定の範囲内に収めるために損切ルールを設定したにもかかわらず、投資額の半分以上を失ってしまう結果となるのです。

このように市場平均を参考にした損切ルールは時に大きな損失を負う可能性をはらんだ非常に危険なものなのです。はたしてこれで適切なリスク管理ができているといえるのでしょうか?

損切は本来損失を一定の範囲内に収めるもの

損切というものは本来損失を一定の範囲内に収めることにより、相場の急落に対するリスク管理を行うものです。一定の損失を負っても市場平均よりも下げたときにだけしか損切をしないという判断は、損切の本来の目的である損失を一定の範囲内に収めるという目的から外れてしまい、大きく元本を棄損してしまう可能性をはらんでいます。

もしあなたが相場の急落に対して損切によってリスク回避を行うのであれば、取得単価から〇%以上下げたら問答無用で損切りするなど、市場平均は見ずにあくまであなたのポジションに対する損失のみを見るべきです。

今回の記事で紹介したような「取得単価より〇%以上下げたら損切りするが、市場平均より下げていなかったら損切は先延ばしにする」というような損切ルールは、あなたの元本を大きく棄損してしまうおそれがあります。

一定の下落率に達した場合に損切をする等として、市場平均は見ずにそのポジションだけを見て機械的に損切をした方が、損切の本来の役割である損失を一定の範囲内に抑えるという効果が望めると私ローンウルフは考えています。

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