つみたてNISAでオススメの投資信託はこれだ！【2020年版】

2020年1月21日2023年11月15日

お疲れ様です、ローンウルフです。

これまで当ブログでは過去に２度、つみたてＮＩＳＡのオススメの投資信託を紹介させていただいています。ただ前回の記事からおよそ１年が経ち、その間にまた新たな商品が登場しました。

そのため、今年２０２０年もつみたてＮＩＳＡでオススメの投資信託を紹介したいと思います。なお今回お勧めする投資信託は、証券会社によっては取り扱っていない商品がある可能性があるのでご了承ください。

つみたてＮＩＳＡで買えるオススメの投資信託（2020年版）

１　資本主義の本場であるアメリカの株式に集中投資したい方向け

〇　ＳＢＩ－ＳＢＩ・バンガード・Ｓ＆Ｐ５００インデックス・ファンド
・運用会社　ＳＢＩアセットマネジメント
・設定日　２０１９年９月２６日
・信託報酬　０．０９３８％程度

アメリカのＳ＆Ｐ５００株価指数に連動するよう設計された投資信託です。S＆P５００とは、アメリカで上場している銘柄のうち、代表的な５００銘柄の値動きを指数化したものです。

昨年は同様の商品で、三菱ＵＦＪ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」をオススメさせていただきましたが、今回２０１９年に新たに設定された「ＳＢＩ－ＳＢＩ・バンガード・Ｓ＆Ｐ５００インデックス・ファンド」の信託報酬（保有時にかかる維持管理のための手数料）がわずかに下回ったため（0.0968％）、今回はこちらの投資信託をオススメの投資信託として紹介させていただきました。

とはいえこの程度の信託報酬の差であれば誤差の範囲内であるため、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）を積み立てても全く問題ないと思います。

つみたてＮＩＳＡの商品紹介記事を初めて書いた２０１７年末時点では、つみたてＮＩＳＡ用のＳ＆Ｐ５００株価指数に連動する投資信託の最安値の信託報酬は０．２４３％でしたから、ここ２年ほどの間でもだいぶ安くなりましたね。

なおこちらの商品は設定されてから日が浅いため、トータルリータンの記述については省略させていただきます。

〇　楽天－楽天・全米株式インデックス・ファンド
・運用会社　楽天投信投資顧問
・設定日　２０１７年９月２９日
・信託報酬　０．１６２％程度
・トータルリターン　２６．４８％（設定来、2020年1月18日現在）

昨年に引き続きオススメさせていただく投資信託です。こちらの商品は米国に上場しているETF（株式市場で自由に売買できる投資信託のこと）である「ＶＴＩ」に連動するよう設計された投資信託です。

ＶＴＩとは、米国に上場している株式のほぼすべてを網羅したETFです。こちらの商品も低コストで運用されており、非常にお勧めできる商品となっています。

２　アメリカに集中投資するのは不安…他の先進国にも分散したい！という方向け
〇　ｅＭＡＸＩＳ　Ｓｌｉｍ　先進国株式インデックス
・運用会社　三菱ＵＦＪ国際投信
・設定日　２０１７年２月２７日
・信託報酬　０．１０６１５％以内
・トータルリターン　３３．３５％（設定来、2020年1月18日現在）

昨年に続いてのご紹介です。ＭＳＣＩコクサイ・インデックスに連動するよう設計された投資信託です。およそ３分の２をアメリカ株に、残りを日本を除く先進国の株式に投資する投資信託です。

こちらの商品は昨年紹介時と比べて信託報酬が下がりました！昨年紹介時は０．１１７７２％でしたが、現在は０．１０６１５％以内となり、わずかに信託報酬が安くなっています。

この信託報酬の引き下げは２０１８年も行っており、２年連続で引き下げを行っています。わずかなコスト減とはいえ、こうして積極的に個人投資家の利益を図ってくれる姿勢は嬉しい限りですよね。

こちらの商品は個人投資家の間でも大変人気な商品で、「投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year 2018」で堂々の１位となりました。

３　先進国だけでなく新興国の成長も取り込みたい！という方向け
〇　ＳＢＩ・全世界株式インデックス・ファンド（愛称：雪だるま（全世界株式））
・運用会社　SBIアセットマネジメント
・設定日　２０１７年１２月６日
・信託報酬　０．１１０２%程度
・トータルリターン　１２．３５％（設定来、2020年1月18日現在）

ＦＴＳＥグローバル・オールキャップ・インデックス（円換算ベース）に連動するよう設計された投資信託です。先進国に加え、新興国も投資対象としています。その比率は約半分がアメリカ、およそ４０％がアメリカを除く先進国、残り１０％ほどが新興国を投資対象としています。

新興国はその成長率の高さから割高になりやすいと言われ、投資収益も先進国に比べて下がる傾向があると言われていますが、新興国への投資比率も１０％ほどなので、分散投資をきっちりと行いたい、新興国の成長も取り込みたいという方には非常に向いている商品だと思います。

なおこちらの商品も信託報酬を下げました。０．１５％程度から０．１１０２%程度へと0.04%ほど信託報酬が下がりました。