ディフェンシブ投資を学びたい人向けに2冊の本を紹介します

スポンサーリンク

お疲れ様です、ローンウルフです。

当ブログでは株価が大きく下落した時に備え、相場が好調な時からディフェンシブな投資を心がけるべきであるということを繰り返し主張してきました。

例えばフルインベストメント、つまり投資余力を残さない投資法は避けた方がいい、景気後退期に業績が大きく落ち込みづらい、いわゆるディフェンシブ銘柄(ちなみに必ずしも高配当株=ディフェンシブ銘柄ではないことには注意が必要です)を投資主体とすべきといった内容です。

 

なぜこのような主張を繰り返してきたかというと、それは株式市場が長期的な上昇を続けると、人は過度にリスクを取りやすいということを自らの経験や書籍で学んできたからです。

そして今現実に株式市場が不安定さを見せ始めました。残念ながら実際に相場が下落してから打てる手というのは非常に限られてしまいます。

とはいえもうすでに現実に株価が下がっています。自分のリスク許容度以上にリスクを取っていたと思う方は、この下げをこれまでの考えを見直すことのできる良い勉強の機会ととらえてプラスに考えるようにしたほうが良いと思います。

私がこれまでブログで主張してきたディフェンシブ投資の内容については、とある2冊の書籍からたびたび文章を引用してきました。もし今からでもディフェンシブな運用について学びたいという人のために、この2冊の本を紹介したいと思います。

ディフェンシブ運用を学ぶのに最適な2冊を紹介します

まず1冊目は、ハワード・マークスの「投資で一番大切な20の教え~賢い投資家になるための隠れた常識~」という本です。

こちらの本は全般的に守りを中心とした運用スタイルを推奨しており、心理的な要素が投資判断に及ぼす悪影響、儲けること以上に失敗を避けることの大切さ、また私がよく主張している相場が軟調な時に相対的に好調な成績を残すことによって市場平均をアウトパフォームをする、といった考え方が載っています。

他にも相場が軟調な今読むと、何度もウンウンとうなずきたくなるような内容が満載です。例えば20の教えのうちの1つ、「10 心理的要因の影響をかわす」の中でハワード・マークスはこう述べています。

飽くことのない欲求、機会損失の恐れ、他人と比べる傾向、集団の影響力、「確実に儲かるもの」に対する幻想。これらはほぼ不変的な要素であり、互いに絡まりあって、ほとんどの投資家や市場に強い影響を及ぼす。その結果、人は過ちを犯すのだ。そしてその過ちは広範囲にわたり、幾度となく頻繁に繰り返される。

 

どうでしょう、思い当たるふしはあるでしょうか?もしあるなら短期的な市場の上下に振り回されないためにもぜひとも読んでもらいたい1冊となると思います。


 

2冊目はニコラス・タレブの「まぐれ 投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」です。

私がよくこのブログで「実現しなかった未来」と表現している考え方は、このタレブの著書の「違った歴史」と同じ考え方です。

人は長期的な上昇相場が続くと高い利益を得たという結果にばかり目が行ってしまい、違った歴史、つまりリスクシナリオの実現を過小評価してしまうということをタレブは著書の中で指摘しました。

またブラックスワンという、起こる可能性は非常に低いけど、それが実現したら甚大な損害をもたらす事象について、このように警鐘を鳴らしています。

黒い白鳥問題は歴史の軽視にも関係している。ギャンブラーや投資家や意思決定をする人が、他の人に不運がふりかかったからといって、自分もそういう目にあうとはかぎらないと決めてかかってしまうことだ。

私たちには結果として得られた富は見えるけど、富が得られる過程は決して見えない。おかげで私たちはリスクを忘れ、失敗例にはまったく注意を向けない。ものすごく簡単なゲームのように思えて、いい加減にやってしまうのだ。

 

「投資は結果だ」、上昇相場時にはそういった意見がよく聞かれますが、目に見えない過程や実現しなかったリスクシナリオも考慮すべきであるとタレブは指摘しているのです。

守りの投資哲学を学ぶのに最適な2冊

以上非常に簡単ではありますが、ディフェンシブ投資を学ぶのに最適な2冊の本を紹介しました。私はこの2冊がディフェンシブ投資の経典ぐらいに思っているので、どのような投資手法を取る人でも1度は目を通してもらいたいと思っています。

こちらの2冊を読んでもらえば、私が普段している主張が、

「もうすぐ株価が暴落する!」

「暴落待ち」

といった考え方とは違うことが理解できると思います。

ちなみに読む順番としては、ハワード・マークスの本を読んでからタレブの「まぐれ」を読んだ方がいいと思います。タレブの言い回しはかなり強烈なものがあるので、まずはマイルドな表現のハワード・マークスの書籍のほうから読んだ方がいいと思うからです(笑)

ただ注意していただきたいのが、この2冊は具体的な投資手法や判断についての記述はほとんどなく、あくまでディフェンシブ運用の心構えや投資哲学を中心にして書かれた本であるということです。

具体的な投資法を知りたかった方の期待には答えられないかもしれませんが、守りを中心とした投資哲学を学びたいという方にはピッタリの2冊であると私ローンウルフは考えています。

↓↓↓応援のクリックをして頂けると大変うれしいです(^^)
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

スポンサーリンク