今の株価上昇は「懐疑の中」での上昇なのか?

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お疲れ様です、ローンウルフです。

アメリカの株価は3月23日を底に、反発局面を迎えました。S&P500は下落局面からの半値戻しを達成し、先月までの悲観的な心理状況から脱しつつあります。

反発局面において、多くの方からいわゆる「2番底」に対しての警戒がされてきました。しかし再度大きな株価下落が起こることなく今のところは順調に株価が戻ってきています。相場とは面白いもので、また下がるのではと警戒されてる時ほど下がらないものなんですね。

今も変わることなく光るジョン・テンプルトンの格言

ところで私は投資をするにあたり、相場のサイクルというものを意識しています。その相場のサイクルについては過去にも記事にしてきました。

 

そのサイクルを表す言葉の1つとして、著名投資家のジョン・テンプルトンのこの言葉がよく引用されます。

「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」

 

最近の状況に当てはめると、ここ数年は幸福の絶頂にありました。大きなリスクを取らないことが愚かであるとされ、私のような守りを重視した投資姿勢は軽視されていました。

しかし2月の後半からは雰囲気が一変します。「コロナショック」により歴史的な下落スピードで株価が急落。相場は明るい展望はどこを見渡しても存在せず、総悲観に包まれていました。

先ほど挙げたテンプルトンの言葉に沿えば、幸福から悲観のステージへ移行したのです。

4月に入ると株価が反発局面を迎えました。しかし多くの人がこの株価上昇に懐疑的であり、2番底の時期について模索する動きが続いていました。しかし今のところ、懸念していた事態には陥っていません。

私の個人的な感触からしても、実体経済の急速な悪化とそれに反比例するかのような株価の上昇について両者のかい離を感じ、株価の上昇について違和感を感じています。景気の落ち込みについてはむしろこれからが本番であり、4~6月期は過去最悪のGDPのマイナス幅を記録するとも言われています。

今は「懐疑」のステージか

ですがこれらのことを思い返した時に、まさしく先ほど挙げたテンプルトンの格言の中の、強気相場は「懐疑の中に育ち」というステージの最中なのではないかと思うのです。

もちろんここからさらに下げ局面がくるかもしれません。しかし総悲観に陥るほどの強烈な下落相場にはならないと思っています。

なぜなら2月後半から始まった下落相場は、ほとんどの人が予想もしていない事態に陥ったからパニック売りが起き、あそこまでの急激な株価下落に陥ったわけであって、今は多くの人がもう一段の下げがあってもおかしくないと警戒を解いていないのです。

そのような環境下の中で、再度パニック売りになることはあまり考えられないと私は思うのです。ですから私は、今の相場はテンプルトンのいう「懐疑の中に育つ」局面に突入していると思います。

今までだったらこの「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」というサイクルは数年かけて消化されていくわけですが、今回はあまりに早い下落スピードであったため、このサイクルのスピードも通常よりとても速いスピードで消化されているため、株価の上昇を懐疑的に思ってる人が多いのではないでしょうか?

相場の先行きは予測するな

ただここで注意しておきたいのが、ここから先の展開は読まないほうがいいということです。あくまで現時点で相場の心理サイクルがどこにいるかを認識することに注力し、その認識に基づいて投資判断を下すべきです。

今だったら上記の通り私は「懐疑」のステージにいると判断し、投資に対してはやや強気の姿勢で臨んだほうがいいと思っています。少なくとも去年末から今年の初めのころと比べたら今の方が買いのタイミングとしてはいいと思います。

もしかしたら再度「悲観」のステージに突入する可能性もありますが、その時はその時でさらに強気の姿勢で臨むべきだと思います。

こうした私が考えるような投資態度は、他の人とは逆の判断をすることとなり、心理的な抵抗があるかもしれません。

しかしみんなと同じような判断からはむしろ距離を置くことが、相場で成功に導くために必要ではないかと私ローンウルフは考えています。

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