七面鳥の寓話から学ぶ、過去を絶対視することの危険性

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お疲れ様です、ローンウルフです。


 

今回は養鶏場にいるある一匹の七面鳥のお話です。

七面鳥には朝と夜の1日二回、エサが与えられていました。エサを与える前には必ずベルを鳴らしていたため、七面鳥はベルが鳴ると檻から顔を出し、エサを食べるのでした。

エサは栄養価が豊富で、日を追うごとに七面鳥の体も大きくなっていきます。

そしてその生活が1000日続いたある日、他の七面鳥が話しかけてきました。

「人間たちは何の見返りもなしに俺たちに毎日エサを与えてくれる。これっておかしくないか?本当にこんな生活がこれからも毎日続くのか?」

そう疑問を投げかけてきた他の七面鳥に対し

「1000日もエサを与えてくれる生活が続いているんだ。これからもそれが続いていくに決まっているだろう!」

と答え、他の七面鳥からの疑問を意に介しませんでした。

そして1001日目の朝のベルが鳴らされました。七面鳥はいつものように檻から顔を出します。

しかし、いつもはあるはずのエサが檻の外にありませんでした。七面鳥は疑問に思います。

 

「おかしいな?いつもだったらベルが鳴ったら必ずエサが檻の外にあるのに。1000日間も毎日続いたことが今日は行われないだなんて。どういうことだ?」

 

首をかしげる七面鳥。

 

その刹那、七面鳥の首筋に大きなナタが振り下ろされるのでした・・・

 

ほとんどの投資理論は過去のデータに基づいている

この話はニコラス・タレブが著書の中で度々紹介する七面鳥の寓話を私なりに表現してみました。ちなみに七面鳥はアメリカの感謝祭の日に食べられることで知られています。

この寓話においては、ある出来事がこれまでずっと続いて来たのだからこれからもそれがずっと続く、とは限らないことが教訓として示されています。

同様にある出来事がこれまで一度も起こらなかったとして、それが将来も絶対に起こらないとは限りません。

この教訓は投資にも当てはまると思います。なぜなら、ほとんどの投資理論は過去のデータを利用して組み立てられているからです。

もちろんその影響度合いは理論によって異なってきます。多くは過去のデータに基づいた判断が正しいのでしょう。ですが

「〇〇はこれまでずっと続いてきたのだから、これからも〇〇がずっと続くはずだ」

「〇〇はこれまで起こらなかったのだから、これからも〇〇は起こらない」

「過去のデータでは〇〇だったから、そのデータに基づいて構築されたこの理論は絶対に正しい」

といった過去の事実に基づいた内容を絶対視することは避けたほうがいいでしょう。なおタレブの著書「反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」においては、過去のデータを絶対視する危険性について福島第一原発事故を例に出しています。

新型コロナウィルス感染拡大及びそれに伴う株価暴落と、予想外の出来事が起きたことは記憶に新しいです。過去のデータから切り離して物事を考えることの大切さを一度は考えてみた方が良いのではないかと私ローンウルフは考えています。

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