ジョンソンエンドジョンソン会社分割に対する私の対応

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

先週の金曜日に驚きのニュースが舞い込んできました。私が投資しているアメリカの個別銘柄の1つ、ジョンソンエンドジョンソン(以下JNJ)が会社分割を行うとの発表があったのです。

 

報道によると事業を消費者向け部門と医療向け部門に2分割し、消費者向け部門をスピンオフするという形を取るとのことでした。

すぐにスピンオフが行われるわけではなく、18~24か月かけて会社の分離を行っていくとになるそうです。

米国株ポートフォリオの一角をなすJNJの会社分割に対する私の対応

私はアメリカ株ポートフォリオのうち6割をETF、4割を個別銘柄に投資するようにし、個別銘柄については5銘柄に均等になるように投資しています。割合で見ると1銘柄8%です。

それがJNJが2分割されるとなった場合、私の保有する個別銘柄は5銘柄から6銘柄となるため、何らかの対応をしなくてはなりません。

ちなみに私はJNJについてはSBI証券を通して購入しているわけですが、SBI証券においてはスピンオフが発生した場合、元の会社も分離した会社もそれぞれ一般口座に振り分けられてしまうとのことでした。


SBI証券のHPより


 

元々私はSBI証券においては特定口座の源泉徴収無で利用しており、また一般口座になっても配当金受け取りの際に生じる税金の源泉徴収は継続するため、税に関しては売却時以外はこれまでとほとんど取り扱いは変わらないようです。

こうした事情も踏まえた上で、そのまま保有するか?全て売却するか?事業を見た上で片方を売却するか?考えました。

そして考えた結果、分割してもそのまま保有を続けることと致しました。

理由としては、分割しようがそのまま保有を続ければこれまで通りJNJ単独での保有と変わらない事、税の取り扱い上は特に問題ないこと、1銘柄が2銘柄が増えただけであればポートフォリオの管理上特に支障はきたさない事、などです。

問題は今後の購入時ですが、これまでの1銘柄1111ドル以上の枠でそれぞれ購入するのではなく、分割した2つの株式を同時に購入してその合計金額が1111ドル以上になるように購入したいと思います。手数料は変わらないので。購入比率は時価総額の比率を採用したいと思います。

コングロマリット・ディスカウントの解消なるか

今回の会社分割によって、コングロマリット・ディスカウントの解消が期待されています。コングロマリット・ディスカウントとは、様々な事業を抱えた会社は事業評価が難しく、また経営効率が悪くなるとみなされて単体で運営された場合よりも市場からの評価が低くなる現象をさします。

実際JNJは低成長ながらも堅実に業績が伸びていて景気に左右されづらいディフェンシブ性を持ちながらも、市場平均を大きく下回るPERとなっています。

それが今回の会社分割により解消されることにより、市場からの評価が高まることが期待されます。

分割によるメリットを享受するためにも、分割後も引き続きJNJとその分離した会社を保有し続けようと私ローンウルフは考えています。

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