iDeCo(イデコ)の損益計算書を公開します【2021年末時点】

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

当ブログにおいてはその節税効果の高さから、iDeCo(個人型確定拠出年金)を長期的資産形成の手段として推奨しており、私自身もiDeCoを利用しています。それに合わせて2017年よりiDeCoの運用成績を公開しています。

先日預入先から取引状況のお知らせが届いたので、今年も運用状況を記事にて発表したいと思います!

2021年末時点のiDeCo(個人型確定拠出年金)の損益状況

なお昨年までは取引状況のお知らせは紙で郵送してもらっていたのですが、2021年分より電子交付に切り替えました。電子交付にするとPDFデータでお知らせをもらえるようになりました。

私はメインの口座を株式で運用していることもあり、iDeCoは不動産投資信託を投資先としている「三井住友DC外国リート楽天DC」一本で運用しています。なおiDeCoでの運用は2017年4月から開始しています。

それでは昨年2021年末時点のiDeCoの運用状況を公開するのでご覧ください!



 

2021年末時点の手数料を加味した評価損益は、305,489円のプラスとなっております。率に直すと41.02%のプラスです。

一気にリターンが膨らんだ2021年

実は昨年2020年12月末時点ではiDeCoの評価損益はマイナスでした。

 

そこから一気にプラス41%のリターンにまで駆け上がったわけですが、一体何が起こったのでしょうか?

まぁ当然といえば当然のことですが基準価格が上がったからリターンも一気に増えたわけですが、それでも三井住友DC外国リート楽天DCの価格が長期にわたって低迷していたということも大きいです。

こちらは三井住友DC外国リート楽天DCの直近5年間の基準価格の推移です。私は2017年4月よりこちらの商品を積み立て始めたので、このチャートは私が購入を始めてからの価格推移と思ってもらってもいいと思います。

前述した通り、昨年末の時点ではこちらの商品の損益はマイナスでした。それは上記のチャートのスタート地点から2020年12月の時点までを見てもらえれば視覚でも実感できると思います。

ただ考えてもらいたいのが、一括投資と違って一定額を積み立てていく積立投資の場合、右肩上がりの状態が続くよりも長期間にわたって価格が低迷した後に上昇した方がリターンは高まるのです。それは安い時に多く買えるという積立投資のメリットが活かせるからです。

その後2021年に入ってから価格は急上昇。マイナスリターンから40%のプラスリターンへと一気に駆け上がるのでした。低迷した時期に地道に購入していた三井住友DC外国リート楽天DCのリターンが一気に爆発したのです。

積立投資の場合は価格が右肩上がりなものよりもむしろ低迷する期間があったほうがよい

繰り返しになりますが、積立投資の場合は投資対象が右肩上がりの状態よりも、低迷する期間が長い方が積立投資のメリットが活かせます。

三井住友DC外国リート楽天DCをiDeCoの投資対象に選んだのは株式に対する分散投資という側面もありますが、積立投資のメリットを活かそうして当時あまり値動きがパッとしなかったREITを投資対象に選んだという側面もあったのです(加えて価格が低迷している方が過大評価されていない可能性が高いと考えたのもあります)。

皆さんも積立投資を考える際には、直近の値動きが良いものだけではなく将来のリターンの向上を考えて価格が低迷しているものにも目を向けてみてはどうかと私ローンウルフは考えています。

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