FOOD & LIFE COMPANIES(旧スシローグローバルHD)の株式を売却しました

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私はコロナショック真っ最中の2020年3月11日に当時のスシローグローバルHD(現FOOD & LIFE COMPANIES)の株式を購入しました。

 

先日(5月6日)に2022年9月期第2四半期の決算発表がありましたが、その決算を精査した結果、5月9日の寄り付きでFOOD & LIFE COMPANIESの株式を売却しました。

 

今回の記事では、FOOD & LIFE COMPANIES(以下F&L)の株式を売却した理由についてお話していこうと思います。

FOOD & LIFE COMPANIESの株式を売却した理由

1 原価率の悪化

売却した理由の1つ目は原価率の悪化です。原価率の悪化については以前投稿した「F&L(旧スシロー)の2021年9月期決算発表の感想。長期保有に黄信号?」でも触れました。

 

F&Lは5月9日に業績の下方修正を行ったのですが、その原因としては売上以上に売上原価と販売費及び一般管理費が上がったことによるもので、営業利益は前年同期比で27%減と大きく落ち込んだのでした。

4月以降さらに円安や原材料高が進み、またこうしたコスト高が1年未満で収まるように思えないことを考えると、数年スパンで業績にかなりの悪影響が出るのではないかと考えました。

2 株価指標の悪化

F&Lは5月9日に業績の下方修正を行ったわけですが、それにより今期の予想PERは39倍となりました。

私はF&Lをいわゆるグロース系の銘柄と考えてその成長性に期待しており、またPERはこれまで概ね30倍台で推移していたことから市場もF&Lをその成長性を評価していたことがわかります。

ですが成長性が鈍化してなおかつ今期の予想PERが39倍というのは、ちょっと保有を継続できる水準ではないのかなと感じました。

3 他の投資対象と比べた時に他の投資対象の方に魅力を感じたため

私はイギリス株ETFを2か月に1度定期購入しているのですが、実は定期購入をするための資金はあまり余裕がない状態です。

投資先としての魅力が薄まってしまったF&Lとイギリス株ETF、どちらに資金を振り向けるべきか、また今まっさらな状態でどちらを買いたいかを考えた場合に、F&Lを売却して後者のイギリス株ETFに資金を投じるべきではないかと考えました。

売却したその日にまさかの事態が

私は5月9日の寄り付きで株式を売却したわけですが、その日の午後に驚きのニュースが飛び込んできました。

それは1984年の創業以来、初めて寿司の最低価格を上げるという内容でした。

 

いやなんでそういう大事なことを決算発表と同時に言わないで翌営業日に発表するの?!

まさか売却したその日に値上げするとは夢にも思っていませんでした。正直決算と同時に発表していたら売らなかったかもしれません。値上げは原価率の改善につながるわけですからね。

それでもコロナショックぐらいの暴落にならない限り買い戻すことはしないと思います。売却理由の3つ目にある通り、イギリス株ETFの購入資金にあてたいからです。

今回の取引の反省点

以上、F&Lを売却した理由についてお話させていただきました。

今回のF&Lの売却に絡めて反省しているのが、特定の業種に銘柄を偏らせすぎてしまったなということです。

私は外食系の銘柄について、ドトール、アークランドサービス、物語コーポレーション、そしてF&Lと4銘柄を保有していました。

1つの業種で4銘柄を保有するというのは分散という観点からも控えるべきだなと感じました。同じリスク要因で同じような値動きが生じてしまうからです。

今回のコスト高や円安の悪影響をそれぞれがくらってしまったわけです。せめて1業種2銘柄にまで抑えようと思っています。

今回の反省を生かして今後の取引に臨んでいこうと私ローンウルフは考えています。

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