iDeCoで保有していた先進国REITを全て売却し、日本のREITにスイッチングしました

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は証券会社の特定口座以外に、iDeCo(イデコ)を利用した投資も行っています。投資先は最初は「三井住友DC外国リート楽天DC」という先進国REITに投資する投資信託1本を積み立てていました。

しかし今年の4月からiDeCoでの運用先を変更し、新興国株へ投資する「インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式」の積み立てを始めました。

 

iDeCoについてはあくまで積み立て先を変更しただけで、それまで積み立てしていた先進国REITについては保有を継続していました。

しかし先週私は、保有していた「三井住友DC外国リート楽天DC」を全額売却し、日本のREITに投資する「三井住友・DC日本リートインデックスファンド」に全額スイッチングしました。

 

今回の記事では、先進国REITから日本のREITにスイッチングした理由についてお話したいと思います。

先進国REITを売却しようと思ったきっかけ

まずは売却した「三井住友DC外国リート楽天DC」(以下先進国REIT)という商品について説明したいのですが、この商品は先進国のREITに投資する商品と銘を打ってはいるものの、投資先のおよそ4分の3をアメリカが占めており、事実上の米国REITのような状態になっています。

そして先進国REITを売却しようと思ったきっかけについてですが、イギリス株の定期購入を決定した時と同じくバンガード社の「Market perspectives」を見たことがきっかけです。

この表は今後10年間の株式等のリターンの予測とボラティリティ(中央値)を示した表です。この表における米国株と米国REITのリターンとボラティリティは以下の通りです。

・米国株
リターン 2.3%~4.3% ボラティリティ 16.7%
・米国REIT
リターン 1.9%~3.9% ボラティリティ 19.1%

 

私はインカムメインの投資と分散投資の一環としてREITを捉えていたわけですが、このバンガードの表を見て、米国株よりリターンが低くボラティリティが高い米国REITの保有を継続していいものか疑問を持つようになりました。

先進国REITを売却した直接的な理由

そして直接的な売却の理由については2つあります。1つ目はイールドスプレッドです。

イールドスプレッドとは、10年債の金利とREITの分配金の利回りの差のことを指します。10年債よりもREITの利回りが高ければ高いほどインカムとしてのREITの魅力が高いというわけです。

私はREITへの投資をインカムメインで考えていたので、REITと米10年債の利回り差を気にしていました。

例えばREITの分配金と米10年債の利回りが同じ3%であった場合、一般的には10年債の方が投資先として選好されやすいです。

なぜなら同じ3%の利回りを得られるなら、価格変動リスクの大きいREITよりも価格変動リスクが小さい債券の方が投資先として魅力的であり、わざわざ価格変動リスクを負ってREITに投資する必要性が薄れるからです。

そのため先々のリターンの動向を考えるなら、このイールドスプレッドは出来るだけ大きい方が望ましいのです。

それでは具体的にアメリカの10年債の金利とREITの分配金のイールドスプレッドはどれぐらいかというと、わずか0.2%です(4月末時点。米10年債は2.9%、REITは3.1%)。

利回りだけ見た場合にインカムをメインとした投資先としての米国REITは、あまり魅力を感じられない水準になってしまったのです。

2つ目の理由は為替です。

ご存知の通り、今年に入ってから急激にドルに対して円安が続いています。特に1ドル125円台に入ってからは、一般のニュースでも円安が取り上げられるようになりました。

こうした値動きが一般のニュースで取り上げられるようになるとそろそろ天井が近いというのが相場の経験則であり、私自身もそろそろ円安も頭打ちかなと考えていましたが、自分の想定よりも大きく円安にならない限りは動かないでおこうと考えていました。

しかしそこからドル円相場はさらに130円台まで進行。自分が想定していたよりも大幅な円安となったことに加えて、先ほど挙げたイールドスプレッドがほとんどなくなったのを見て先進国REITの売却を決断しました。

ちなみに売却の注文を出した5月6日時点の損益状況は以下の通りです。

 

金額にして377,216円のプラス、率にして46.89%のプラスです。ただ売却の注文が成立したのは翌営業日の5月9日なので、実際の損益はこれと少しズレてきます。なおiDeCoで投資信託を売却した際の利益は非課税です。

日本のREITを購入した理由

そして先進国REITを売却した後に日本のREITに投資する投資信託を購入した理由についてですが、先ほどもお話した通りiDeCoでは分散投資とインカムメインの観点から投資先を選びたいと考え、これまでは先進国のREITへ投資していました。

そうした中で投資先として選んだのが同じREIT、それも日本のREITです。

先ほどお話したイールドスプレッドについて、なんと日本は3.47%ものスプレッドがあります(4月末時点。日本の10年債は0.23%、REITは3.7%)。

アメリカの場合は長期金利が上昇傾向でさらにスプレッドが縮まりかねないのに対し、日本は日銀がいわゆる指値オペを実施して10年債の利回りを無理やり0.25%以下に抑え込むという措置をとっており、しばらくはイールドスプレッドは大きく縮まらないと思われます。

そのため同じREITでも相対的にどちらが有利かを考慮した結果、先進国REITを売却した資金を日本のREITへスイッチングしたのです。

保有の継続はイールドスプレッドを見て判断します

いつまで日本のREITの保有を継続するかについてですが、基本的にはイールドスプレッドを見て判断したいと思います。

今回のアメリカのようにほとんどスプレッドがなくなったら売却しますし、スプレッドがあまり縮まらなくても日本よりもアメリカの方がスプレッドが広がった場合にはそちらに再びスイッチングするかもしれません。

とはいえ日本の金利抑制は今後数年は続くと思うので、そうなると少なくともこの先数年は保有を継続していくことになるだろうと私ローンウルフは考えています。

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