イギリスFTSE100指数の上位10銘柄について取り上げてみた【2022年9月】
お疲れ様です、ローンウルフです。
私は今年の2月よりロンドン証券取引所に上場する銘柄によって構成された、イギリスFTSE100に連動するETFを2か月に1度定期的に購入し始めました。
そのFTSE100について、過去に構成銘柄の上位10銘柄を取り上げたことがありました。
前回取り上げてから半年以上が経ったため、再度FTSE100の構成銘柄上位10銘柄について取り上げたいと思います。
イギリスのFTSE100指数の上位構成銘柄
FTSE100指数の上位10銘柄を紹介するにあたって、予想PERと予想配当利回りを合わせて載せたいと思います。なお予想PERと予想配当利回りはアメリカのYahoo!Financeの数字を採用しています。
それではご覧ください!
10位以内の構成銘柄自体に変化はありませんでしたが、6位以下の順位に変動がありました。
前回と同じく全体的に低PER銘柄、高配当銘柄によって構成されています。リオ・ティントに至っては予想配当利回りが二桁に到達していますが、今期・来期ともに減益予想がされているので単純に利回りだけ見て良い買い時だと判断はしない方が良いと思います。
それでもFTSE100指数全体の配当利回りは3.66%もあり(2022年9月11日現在、ロンドン証券取引所のホームページより)、半年前に取り上げた時の3.22%よりも上がっていて投資妙味があるのではないかと思います。
また10銘柄中7銘柄が一桁台の予想PERとなっています。イギリスFTSE100は2022年9月11日現在で年初来マイナス2.05%とアメリカ株と比べてかなり健闘していますが、その要因の一つとして低PER銘柄で構成されているため金利上昇局面に強いというのがあると思います。
最後にFTSE100のセクター比率を掲載したいと思います。
前回3月時にセクター比率1位だった金融が2位に後退し、代わりに前回2位だった生活必需品が1位となりました。
また昨今の資源高を映してか、エネルギーセクターが5位から3位に2つ順位を上げています。
インフレとリセッションというこれからの相場にネガティブな影響を与えるものに強いセクターの比率が高まるというのは、イギリスFTSE100に投資しているものにとっては頼もしいですね。
これからも半年おきにイギリスFTSE100の構成銘柄上位10位について取り上げていこうと私ローンウルフは考えています。