私の米国株ポートフォリオとS&P500の成績比較に誤りがあったので訂正します

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は自分の米国株ポートフォリオとS&P500の運用成績を比較した記事を月に1度投稿しています。

比較する際はドルベースで投資した金額がいくらになったかを比較しており、比較の際は配当再投資分を考慮するものとしていました。

しかし内容を精査した結果、配当再投資分が反映されていなかったため、改めて計算し直したいと思います。

配当再投資分が新規投資扱いになってしまっていた

このことに気付いたのは、これとは別に公開している円ベースでのアメリカ株ポートフォリオとの成績差です。

これまでドルベースでの成績と円ベースでの成績差が大きく開いていたのは、全て為替による影響であると思っていました。

私のアメリカ株購入時の平均レートはおよそ110円ほどなので、昨今の急激な円安を考えると円ベースとドルベースの成績差が開くのは当然のことだと思っていました。

しかし9月末時点でのリターンが円ベースでは49.05%、ドルベースでは7.72%と、為替の差のみでは説明できないぐらい成績差が開いていました。

そのため確認をしたところ、配当再投資分について新規投資したのと同じ扱いになっていたことが判明しました。

こちらは先月の成績比較記事に載せた表ですが、左側が購入価格、右側が現在価格となっています。いずれもドルベースの金額です。

左側の購入価格に関して、本来はここから配当再投資分の金額を差し引いたうえで騰落率を計算しなければいけなかったわけですが、それをしなかったため全額新規投資扱いで計算してしまっていました。

よって取得額の総額から配当再投資分を差し引いた上で再計算し、修正した表とグラフを今回掲載したいと思います。

なお配当再投資分が反映されていなかったのは私のポートフォリオのみではなく、比較対象のVOO(S&P500)でも反映されていなかったため、成績差自体はほとんど変わらず両者の投資成績が底上げされる形になると思います(ちなみにこの文章は成績の再計算前に書いています)。

ちなみに初めて配当再投資を行ったのは2019年10月からであり、それ以降配当再投資の度に本来の成績よりも低く計算されてしまっています。

前置きが長くなりましたが、本来の配当再投資分を考慮した形の成績比較を掲載しますのでご覧ください!

 

時間が経てば経つほど配当金の重みが増す

当初の想定通り、私の米国株ポートフォリオとS&P500(VOO)の成績差はほとんど変わりませんでした(再計算の結果、先月は0.05%だけ成績差が開きました)。

ドルベースと円ベースの成績差も36.63%と、このリターン差であれば円安の影響の範囲内という事で収まるのかなと思います。

リターン自体は私の米国株ポートフォリオとS&P500共に5%ほど底上げされました。時間が経てば経つほどに配当金がリターンに与える影響の重みを実感できますね。

強気相場では多くの人はキャピタルゲインに目を奪われて配当金のリターンは些細なものとして軽視されがちですが、今のような弱気相場やレンジ相場では徐々にその強みを発揮していきます。

一見地味に見える配当金でも、時間を重ねることによって着実にリターンを稼ぐことが出来るのではないかと私ローンウルフは考えています。

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