保有中の日本の小型株と優待銘柄の２０２３年３月時点の今後の方針
お疲れ様です、ローンウルフです。
私は３か月に１度、保有している日本の小型株と優待銘柄の保有状況について公開しています。そして保有状況公開後はこれらの銘柄の現状認識と今後の方針を記事にしているところですが、今回も同様に記事にしてまとめたいと思います。
保有中の日本の小型株と優待銘柄の２０２３年３月時点の現状認識と今後の方針
・カナモト
先日２０２３年１０月期の第１四半期の決算発表がありました。経常利益は前年同期比で６．９％のマイナスでした。ただ業績予想通りには推移しているので特に問題はないのかなと思っています。
・丸東産業
大幅減益の原因となっていた資源高も徐々に収まってきているので、今後は業績の揺り戻しが期待できるのかなと思っています。
・グリーンクロス
カナモトとこのグリーンクロスは大地震が起きた時の保険銘柄として保有している面が強いですが、今年度もグリーンクロスについては堅調に業績が推移しており、引き続き少しずつで構わないので利益を伸ばしてもらいたいところです。
・エイジス
２月こそ前年同月比で売上が減少したものの、その前の１１～２月の３か月間は売上が増加しました。
コロナによる影響も落ち着いてきており、今度の業績の改善に期待したいところです。
・オリックス
オリックスは株主還元に積極的であり、高配当銘柄でもあります。現在の株価に基づいて計算した予想配当利回りは３．９７％ですが（２０２３年３月１９日）、私の取得単価ベースで計算した予想配当利回りは６．６４％にもなります。
減配しない限りは毎年６％以上もの配当利回りを得られるわけですから、かなり優秀なキャッシュフローマシーンと言えるでしょう。願わくばこのまま一生保有していければなと思っています。
・ドトール・日レスホールディングス
引き続きドトールの業績は極めて好調で、１月１３日に上方修正を発表しました。通期の純利益の予想は上方修正をしたにもかかわらず、第３四半期よりも少ないというよく分からないことになっています。
そうした中で売上も絶好調で、２月の売上は前年同月比で３０％の増加となっています。昨年１２月に行った値上げの影響をもろともせず、むしろ値上げの恩恵をそのまま受けた形となっています。
・アークランドサービス
２月１０日に２０２２年１２月期の決算発表があり、本業の損益を表す営業利益は０．５％とわずかな増益でした。
翌年度の営業利益の業績予想については売上は５％増、営業利益は１１．５％と二桁の増益予想となっています。
そうした中で１月の売上は前年同月比で１０９．６％、２月は１１５％と好調な売上を保っています。業績予想の数字を十分達成できるのではないかなと思っています。
・いちごホテルリート投資法人
３月１６日に決算を発表。経常利益は６２．９％の大幅増益、また次期の経常利益についても３０．３％の大幅な増益予想となっており、非常に好調な業績を保っています。
しかし同時に５ホテルの取得とそれに伴う借入の実施と新投資口の発行を発表。特に新投資口の発行が嫌気され、発表の翌日には７．１５％の大幅下落となりました。
正直大量の新投資口発行は痛いですが、もともといちごホテルリート投資法人については分配金目的で投資をしているので、そのぶん分配金を大きく増やしてほしいなと思う所です。
・シンニッタン
シンニッタンの決算は引き続き好調で、第３四半期時点で経常利益は前年同期比で７０％台の増益を確保しています。
業績の好調さに伴い、株価も少しずつ上放れしてきました。最長保有期間である２０２４年６月末までに売却基準であるＰＢＲ０．５倍超になるのを引き続き待ちたいと思います。
・ミロク
２月２７日に新たに購入した銘柄です。シンニッタンと同じくＰＢＲに着目して投資をしています。
先日早速決算発表があったわけですが（第１四半期）、営業利益は２３．８％増、経常利益は２９．３％増と非常に好調な滑り出しを見せています。
この手のシケモク銘柄には珍しく配当性向も高いので、配当を受け取りながらじっくりと株価が回帰していくのを待ちたいと思います。
以上、３か月に１度行っている保有中の日本株についての現状の認識と今後の方針についてお話させていただきました。
基本的には業績が好調な銘柄が多く、保有していて安心感が高いです。ただ市況が悪くなってくるとどうしてもそれにつられて株価が大きく下落する時もありますが、そういう時でも原点に帰って業績を見ることに集中したいと思います。
また高い配当利回りの銘柄も多いので、市場の荒波を配当金をもらいながらやり過ごしていきたいと私ローンウルフは考えています。
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