これが私の米国株四天王だ!
お疲れ様です、ローンウルフです。
私は定期的に米国株のETFと個別株を買い増しています。個別株の購入理由はそれぞれ購入の際に記事にしてきましたが、ここで再度まとめて紹介したいと思います。私が購入している個別銘柄は以下の4銘柄、名付けて米国株四天王です!(かなりイタイ)
・JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)
・MCD(マクドナルド)
・DIS(ウォルトディズニー)
・MMM(3M)
私が最重要視しているのはキャッシュフロー
この4銘柄に共通しているのは、安定かつ緩やかに右肩上がりな営業CFとフリーCFであること、高い営業CFマージンがあること、株主還元に積極的であることです。
営業CFが安定しているということは本業が安定していることに他なりません。また、「market hack」の広瀬氏によると、営業CFはEPS(一株当たり純利益)と比べ、数字をごまかしづらいとのことです。粉飾決算のリスクを減らし、またその時々の特別要因に惑わされずに企業の業績を判断できるというのは、長期投資家にとってはとても助かりますね。
営業CFマージンが高いということは言い方は悪いかもしれませんがいわばボッタクっているということです。でも我々株主のためにボッタクってくれているのは株主にとっては非常にありがたいことですよね!でもこれらの企業が長く続いているということはただボッタクっているだけというわけではなく、購買者にとってそれだけ高い価値を提供をしているということの裏付けでもあります。
半世紀の間に起きた幾多の危機を乗り越えて増配を繰り返した銘柄は信頼に値する
続いて株主還元についてですが、マクドナルドは41年、ジョンソンエンドジョンソンは55年、3Mは58年もの間、増配により株主に対して報いてきました。その間ブラックマンデー、ITバブル崩壊、同時多発テロ、リーマンショックなど数々の事件や不景気が訪れましたが、これらの銘柄はそうした事件等にも大きな影響を受けることなくコツコツと株主還元を続けてきました。
唯一ウォルト・ディズニーは連続増配をしていませんが、連続増配の代わりに莫大な金額の自社株買いを行うことにより株主に報いています。ご存知の通り、ウォルト・ディズニーは強力なブランド力をそなえ、世界中の人を楽しませています。今後50年先もきっと変わらず人々を楽しませ続け、株主にも報いてくれるでしょう。
やはり気になるマイクロソフト
ただここでまだ捨てきれないのがマイクロソフトです。マイクロソフトも上記の共通の条件を備えています。ウォルトディズニーを買おうかどうか迷いに迷った挙句ウォルトディズニーを購入しましたが、やはりキャッシュフローを見る限りとても魅力的な銘柄です。
当時の記事に「マイクロソフトが50年後も変わらず優位性を保っているかどうかというとやや疑問が残ってしまう」とか書きましたが、クラウドがなんぞやすらもろくに答えられないくせにそんな判断をくだせるのかよ!っていう思いもあります。なんだかんだでWindowsやエクセルの切り替えコストって高いですからね。日本でもWindows95が爆発的にヒットしてから23年、未だにその優位性を保っています。
基本的には上記4銘柄をこれからも買い続ける予定ですが、米国株が暴落した際にはマイクロソフトを買い付けるかもしれません。その時は呼び方をどうしようかな…5本指、五芒星とかかな(笑)それにしてもアメリカには頭を悩ませるだけの優良銘柄が本当に多いですね。日本にも頭を悩ませるだけの銘柄が多く出るといいんですけどね。