生活保護の不正受給はSNS経由でもバレる
お疲れ様です、ローンウルフです。
これは生活保護行政の最前線に立っている1人のケースワーカーのある日のお話です・・・
(これは事実を元にしたフィクションです)
「去年生活保護申請してきたAさん、昔は芸能活動やってたんだよなー。有名な人だったのかな?何か情報がないか調べてみよーっと。」
「ん、AさんのSNS発見!覗いてみるか。」
「ふーんいろんなところに出かけたり楽しい生活を謳歌してるんだなー。精神病ってわりにはずいぶん元気な感じだな…」
「ふむふむ、舞台もやってるのか…チケット代は4,000円…ん?金をとってるだと?てか金取って舞台やってるなんて本人から聞いてないんだけど」
「こりゃあ場合によっちゃ78(ケースワーカーは不正受給のことを「ナナハチ」と呼んでいる)になりそうだな・・・」
「お金の流れを把握するためにも再度金融機関の口座の調査をしないと!」
「何かあるかもしれないしもうちょっとSNSの内容見てみるか。」
「ふーん車持ってるのかー。うん、車?!」
「おいおい、この人車の保有認められてないのに車持ってるんだけど!!!」
「すぐにでも運転辞めさせないと・・・事故でも起こしたら被害者の治療費は生活保護のお金からは出せないし任意保険に入っていなければ大変なことになる」
「さっそく生活保護法第29条に基づく照会文書を陸運局に送って、車検証を取り寄せて所有者の確認だ!所有の確認が取れたら本人を呼び出した上で売却指導しないと!!!」
こんな感じでSNSの投稿からも生活保護の不正行為が発覚したりします。不正受給は公式な調査以外からもこういうふとしたことからも発覚するんです。悪いことは言いません、不正行為をするとどこかでひずみが出てきていずれケースワーカーの知る所となり、後々自分を苦しめることになります。絶対にやめましょう!!!