パチスロで1千万円以上稼いだ私が考える、稼ぐための株式投資との共通点

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

以前の記事で、私はパチスロで1千万円以上の利益を得たことを書いたことがあります。そもそも私が投資を始めた理由の1つに、最終的には必ず胴元が勝ち、客が負ける仕組みになっているパチスロで継続的に勝てるのであれば、期待値がプラスである株式投資ならパチスロよりも容易に利益を上げられるのではと考えたからというのがあります。

そこでパチスロで稼ぐために必要な考え方が、株で稼ぐための何かのヒントにならないか。今回の記事ではそれを探っていきたいと思います。

私が考える、パチスロで勝つために必要な2つの考え方

パチスロは運に任せた完全なギャンブルであると認識している人がほとんどだと思います。ですが実際はそんなことはなく、確率論を用いれば確実にプラスに持っていくことができます。

ではパチスロにおいて、プロとアマチュアを分ける境目は一体何なんでしょうか?

それは大きく分けて2つの境目があります。1つ目は小役をきっちり取りきるかどうか、です。パチスロを打ったことがない人はなかなかイメージがつきにくいかもしれませんが、パチスロにおいては「フラグ」というものがあります。

「フラグ」とはそれが成立した場合に狙えば揃えられるというもので、例えばリールを回してそのゲームでチェリーのフラグが立った場合、左リールでチェリーを狙えばチェリーが止まり、コインの払い出しを受けることが出来ます(チェリーは左リールに止まっただけでコインの払い出しを受けることが出来る)。

 

しかしチェリーのフラグが立っているにも関わらず、チェリーを狙わなかった場合にはコインの払い出しを受けることができません。

例えばチェリーが出現したことによって、コインを4枚得られる場合、1回の取りこぼしの損失は80円です(等価交換の場合はコイン1枚につき20円)。これ1回だけであれば大したことはないと思いますが、これを100回繰り返した場合、損失は8000円にもなります。しかも取りこぼしが発生する役はチェリーだけではなく、他の銘柄でも取りこぼしが起こり得るのです。

なお外見上からはどのフラグが立っているかはわからないため、毎ゲーム小役の目押しをしなくてはなりません(機種にもよりますが)。人によっては毎回目押しをするのがめんどくさいと思うかもしれませんが、このきっちりと小役を取りきるかどうかがプロとアマチュアを分ける境目の1つなのです。

要は「塵もつもれば山となる」ことを認識し、実行できるかどうかがパチスロで稼げるかどうかの大きなカギとなります。

2つ目は確率の収束を利用できるかどうか、です。

確率の収束とは、例えばサイコロには6つの面があり、それぞれの面が出る確率は6分の1です。ですがそれはあくまで確率上の話であり、6回サイコロを振ったからといって「1・2・3・4・5・6」とそれぞれ均等にすべての目が出てくるわけではありません。膨大な試行回数をこなすことによって、各目の出る確率はかぎりなく6分の1に近くなっていくのです。

この膨大な試行回数をこなすことにより、確率が収れんしていく様を「確率の収束」とスロットのプロは呼んでいます。

パチスロにおいて多くのコインの払い出しを受けることが出来るボーナスゲームを引き当てる確率は、設定というものによって差がつけられています。

そのため、ある程度のプレイ数をこなすことにより設定を推測し、高いボーナス確率であれば良い設定の可能性が高いと判断してその台を打ち続け、ボーナスの出現確率が低ければ悪い設定であると判断して打つのをやめることになります。

実際はもっともっと複雑で一言では言えないんですが、これはパチスロにおける確率の収束の基本中の基本なので、この考え方を知っていないとパチスロで長期的に勝ちに持っていくのは厳しいと思います。というか知ってなければ勝てません。

「小役の取り切り」と「確率の収束」を株式投資にも当てはめてみる

以上のパチスロで稼ぐための条件を、株式投資において当てはめてみたいと思います。

1つ目の「小役の取り切り」についてですが、これは手数料や税金が多く発生する短期取引よりも、長期投資を選択すべきということになると思います。

株式投資においては取引を行うたびに手数料が発生します。1回1回の手数料は少額かもしれませんが、その手数料も積み重なればかなりの金額となってくると思います。そのため、短期投資は必然的に手数料が大量に発生してしまい、手数料分だけ損失を負ってしまう可能性が高くなってしまいます。まさしく「塵も積もれば山となる」です。

さらに税金も収益に大きな影響を与えてきます。短期保有の場合は毎年売買に対して税金が発生しますが、長期保有であれば毎年は売却に対する税金が発生しないので、そのぶん短期投資に比べて優位に立てると言えます。

手数料の発生する頻度が少なく、売買時の税金も発生しない(最終的な利益確定時は当然かかりますが)長期投資を行うことが、株式投資において勝ちを得られる可能性が高くなるかどうかの差となってくると思います。


2つ目の「確率の収束」についてですが、こちらも長期投資によって確率の収束を利用するべきということがあげられます。

株式投資においてはおおよその期待値が定まっています。過去200年間におけるインフレ率を考慮した毎年の利益の平均はおよそ6.5%から7%ぐらいです。

その年その年においては収益について大きなブレがありますが、何十年もたつと上記の収益率に徐々に落ち着いていきます。パチスロと同じく試行回数(年数)をこなすことにより、確率が収れんしていくのです。

ただし注意していただきたいのは、株はパチスロと違い機械的に利益率が定まっているわけではないということです。6.5%から7%ぐらいが平均の収益率と言いましたが、これはあくまで過去の実績であり、今後もこの収益率が永遠に続いていくわけではありません。

ですが資本主義が続く限り、上にぶれようが下にぶれようが今後もこの数字に近い収益を得ることが出来るのではないかと私は考えています。

特にインデックス投資の場合、一時的に相場が大きく下落しようが、確率の収束を信じてじっと保有を続ける、もしくは買い増していくのが正解であると思います。


以上パチスロにおける稼ぐための考え方が、株にも応用できないかについて自分のわかる限りでお伝えさせていただきました。こうしたパチスロにおける考え方が、みなさんの株式投資での一助になれば幸いであると私ローンウルフは考えています。

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