新興国株ETFのSPEMを定期購入!個別株リスクが怖ければETFに投資しよう

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は今年の3月よりSPEMを3の倍数の月(3月、6月、9月、12月)に購入することとしており、1回の買い付け口数はアメリカ株と同じく売買価格が1111ドルを超えるようにしています。

そして12月29日に予定通り、SPEMの買付を行いました。

 

前回前々回とSPEM購入時に他の指数との成績比較や、アメリカと新興国のCAPEレシオの状況についても合わせて記事にしたわけですが、今月も同様に両者について確認していこうと思います。

CAPEレシオ比較及び各指数の価格推移

まずはCAPEレシオから確認したいと思います。CAPEレシオは株価をインフレ調整後の1株当たり利益の10年間の平均で割って算出する指数のことです。

数字は少し前ですが、2020年10月末時点の指数です。

 

8月末に31.9だったアメリカのCAPEレシオは29.8に、同期間に15.8であった新興国のCAPEレシオは15.7へ下がりました。

10月末は株価がわずかに調整した局面であったため、CAPEレシオは下がっています。ただ今現在は10月末と比較してアメリカの株価は大きく上昇しているので、CAPEレシオはこの数字よりも少し上ということで考えたほうがいいと思います。

続いてSPEMと他の新興国株ETF、およびS&P500との価格推移の比較です。比較対象は以下の3つです。

・DEM(ウィズダムツリー エマージング・マーケッツ・エクイティ・インカム・ファンド)

DGS(ウィズダムツリー 新興国小型株配当ファンド)

・S&P500

 

上2つはスマートベータ型のETFでDEMは高配当株、DGSは小型株の高配当株に投資している新興国株のETFです。

比較期間は私がSPEMを購入した2020年3月26日から2020年12月28日です。それではご覧ください!

前回に引き続きS&P500が1番好成績を収めましたが、SPEMとDGSとの成績差は誤差の範囲内ぐらいに小さいです。

ただDEMは9月時よりもさらに成績差が広まってしまいました。新興国においても高配当株は苦戦しているようです。

なお12月分購入の直前のSPEMの保有状況はこのようになっています。

個別株リスクが怖ければETFに投資しよう

先週、アリババに対する中国当局の規制強化により株価が大きく下げたことが話題となりました。

 

今回の出来事は中国という国へ投資するリスクについて、再認識させる出来事でした。

このような事が起きても自分で投資判断を下せるような人であれば良いのですが、私のように新興国株式の詳細な分析について誰かの情報発信に頼らなければできないような人であれば、新興国への投資は個別の株式よりもETFを通じて行ったほうがいいと思います。

なぜなら、投資の継続の有無について自分以外の誰かに生殺与奪件を委ねてしまうからです。誰かに判断権を委ねてしまった場合に、今回のような突発的な出来事が起きてしまった場合、正しい判断が下せずに感情に任せて売買を行ってしまうかもしれません。

感情に任せた売買は往々にして不幸な結果に終わることが多いです。そうした売買を行わないためにも、新興国に対する知識が少ないと思っている人は、新興国へ投資する際には積極的にETFを活用してみてはどうかと私ローンウルフは考えています。

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