「両学長 リベラルアーツ大学」の生命保険に関する動画を見た感想

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私はツイッターのアカウントを持っているんですが、ツイッター上で定期的に話題に上がるのを見かける事柄があります。それは生命保険不要論です。

この生命保険が不要という意見に関しては賛否が分かれているようですが、生命保険を不要と主張する人の多くがその論拠として参考にしているものがあります。

それはYouTubeの両学長 リベラルアーツ大学というチャンネルです。

 

この両学長という方のチャンネルの登録者は147万人と莫大な数になっていて(2021年8月21日現在)、最近では「本当の自由を手に入れる お金の大学」という著書も出版して多大な影響力を持っているようです。

私自身この両学長という方の名前はよく目にするものの、動画自体は1度だけしか見た事がなくて普段どういう主張をしているのかはほとんど知りません。

そこで今回の記事では、話題に上がることの多い両学長の生命保険に関する動画を視聴してその感想を書いていきたいと思います。

ちなみに私自身はファイナンシャルプランニング技能士2級の資格を保有しており、また昨年まで地方自治体にて勤務して社会保険に関する実務を取り扱っていました。

ですからある程度社会保険に関する知識はあるので、そうした立場からの意見を書いていければなと思っています。

「両学長 リベラルアーツ大学」の生命保険に関する動画を見た感想

ちなみに私が見た動画は以下の3本です。

・その保険、不要やで!!!~保険解約のススメとその理由~

 

・【5,000円以上は払いすぎ?】本当に必要なおすすめの保険3選

 

・もうだまされない!個人年金保険の節税効果を考慮した「正しい保険の見極め方」

 

結論から言いますと、大筋では間違ったことは言っていないのではとの感想を持ちました。

両学長の主張に共通しているのは、保険は保険、投資は投資、貯金は貯金で分けろということです。

保険商品の中には貯蓄型保険や変額年金保険のような貯蓄性や投資性を含んだ保険商品があります。しかしそうした商品は概して割高な手数料となっているため、あまり良い商品とは言えません。

また掛け捨て型の保険と比べて支払保険料も高いものが多く、収入が少ないうちは家計への負担も大きいかと思います。

そして両学長は浮いたお金でせっせと生活防衛資金を積み立て、病気の際はその生活防衛資金で賄うべきだとの主張を展開していました。

またもう1つの大きな主張として、日本の公的な社会保険は非常に手厚いため、まずはそちらを活用し、レアケースにのみ民間の保険で備えるべきとのことでした。

日本の健康保険においては高額療養費という制度があり、どれだけ高い医療費がかかったとしても最終的には一定の金額までの負担で済むため(負担の限度額は収入によって異なる)、言われているほど医療費は負担にならないとの主張でした。

誤解している人もいるかもしれませんが、両学長は全ての保険を解約しろとは言っておらず、若い妻子がいるうちは掛け捨ての生命保険に入った方が良いとの立場でした。

基本的には私も彼と同じ考えを元々持っていたので、話の大筋としては同意できる内容でした。

気をつけておきたいポイント

しかし各論においてはそのままうのみにしてしまうと少し危険に感じる話もしていたので、そこは気をつけたほうがいいと思います。

まず「その保険、不要やで!!!~保険解約のススメとその理由~」の動画の中で医療保険は不要であるとし、その理由は39歳までにがんになる確率は2%以下(具体的には男性が1%、女性が1.9%)と低いので、医療保険でカバーする必要はないのではと主張していました。

一見すると低い確率なので問題無いように思えますが、人数ベースで考えると男性の100人に1人は39歳までにガンになり、女性に至っては約52.6人に1人の割合でガンになるのです。

確率的にはいつ自分の身に降りかかってもおかしくない数字です。この数字でもって「基本的には医療保険は不要」と言い切ってしまっても良いのでしょうか?私は少しリスクの高い数字だと思っています。

また「【5,000円以上は払いすぎ?】本当に必要なおすすめの保険3選」の動画の中では、入院中は健康保険から傷病手当金という名目で給料の約3分の2ほどの金額がもらえるため、保険で収入の保障をする必要はないと話していました。

しかしあくまで傷病手当金がもらえるのは会社勤めや公務員の人に限られており、自営業やフリーランスといった個人事業主は傷病手当金はもらえないのです。

ですから私のような自営業者の人たちはこの主張をそのまま受け取らないほうがいいと思います。

「もうだまされない!個人年金保険の節税効果を考慮した「正しい保険の見極め方」」の動画の中では、節税効果を考慮しても利回りはとても低いので個人年金は必要ないとの主張をしていました。

確かに今から個人年金に入ったほうがいいかどうかという意味では、入る必要もないのかなと思いました(諸条件によるが、基本的に節税考慮後の利回りは最大でも1%を下回る)。

しかし10年以上前の国債の利回りが1%以上あった時代の個人年金に入ってる人であれば、予定利率は今の10年物国債よりも全然高いと思うので、国債のような安定した資産を持っておきたいという人は解約までする必要はないのかなと思います。

1つの情報源だけに頼るのではなく複数の情報源を持とう

以上、「両学長 リベラルアーツ大学」の生命保険に関する動画を見た感想についてお話させていただきました。他にも生命保険に関する動画が複数あったのですが、一本一本の動画の再生時間が長かったため割愛させていただきました旨ご了承ください。

今回の動画を見てて感じたのは、やはり1つの情報源だけに頼るのは危険だなということです。

正直両学長の動画はツイッターで言われてるほど悪い内容ではないと思いましたし、むしろ何もお金の知識がない人にとっては結構有益な内容だったと思います。

しかしところどころそのまま信じてしまうのは危険だなという内容もあったので、そこは複数の情報源をきちんと確認して裏を取った方がいいのかなと思います。

当たり前のことかもしれませんが、何事も1つの情報源だけに頼るのではなく、複数の情報源をあたって懐疑的な姿勢を持つことが自分の大切なお金を守るために必要なのではないかと私ローンウルフは考えています。

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