マイ米国株ポートフォリオ VS S&P500(VOO)【2021年8月末】
お疲れ様です、ローンウルフです。
今月も私の米国株ポートフォリオと市場平均(VOO)の成績比較を下記のルールのもとに行います。
・ETFや個別銘柄と同じタイミングでVOOを購入したものとする
・VOOの購入価格はその日の終値
・売買代金が1,111ドルを上回る最初の売買株数で購入
(例 株価が200ドルの場合、6株購入)
・比較はドル換算
・資産額は配当再投資後・VOOの配当再投資は私が再投資したタイミングと同じ日に再投資したものとする
以上の条件を参照の上、2021年8月末時点の私の米国株ポートフォリオとS&P500(VOO)の成績比較記事をご覧ください!
マイ米国株ポートフォリオ VS VOO(2021年8月末時点)
〇 マイポートフォリオ
・購入価格 89,680.88ドル → 現在価格 121,227.58ドル 増減率 35.18%
〇 VOO
・購入価格 95,811.15ドル → 現在価格 150,248.1ドル 増減率 56.82%
以下の表はVOOと私のポートフォリオの増減率の推移です。
次は上記の増減率の推移をグラフにしたものです。
上記の表とグラフを作成する際の各銘柄の購入価格と現在価格の比較は以下の通りです。
最後に8月末時点の私が保有している個別銘柄とS&P500の月末時点の予想PERです。個別株の予想PERはアメリカのYahoo!Financeを、S&P500についてはWSJを参照しています(S&P500のPERについては8月28日現在の数字)。
これからも同じ銘柄を購入し続けます
ここ数か月はGAFAMを代表とした大型ハイテク株に資金が集中し、これらの銘柄へのウェイトが小さい私のポートフォリオは20%以上市場平均に劣後しています。
しかしそれでも私は相場急落時以外は今あるポートフォリオの銘柄を定期購入し続けたいと思います。
下記の比較チャートと表をご覧ください。
これは1996年8月から2021年8月までの25年間における、私が保有している5つの個別銘柄(DIS、MMM、MCD,JNJ、MKC)で組んだポートフォリオと、S&P500の成績比較です。青が5銘柄のチャート、赤がS&P500です。
ご覧の通り、5銘柄のリターンがS&P500のリターンを大きく上回っています(年平均にして2.6%のアウトパフォーム)。またリターンだけでなくシャープレシオも上回っています。
その中で注目していただきたいのが、2000年のドットコムバブル崩壊と、2008年のリーマンショックという2度の株価暴落がリターンを大きく上回るきっかけを引き起こしているということです。
この2つの暴落劇が起こる前の成績差はとてつもなく大きかったのです。
上記の通り、投資開始から4年後の5銘柄のリターンがおよそ78%であったのに対し、S&P500のリターンは約147%となんと約70%もの成績差がついていました。
けれども2度の株価暴落劇によって最終的には5銘柄のリターンが大きく上回ることとなったわけですから、このような株価推移を見る限り過去にあったような長期低迷相場が起きるのをひたすら待つしかないのかなと思っています。
ちなみに私はこの5銘柄の組み合わせをバックテストの結果選んだというわけではありません。こうした結果とは無関係に銘柄を選んでいます(JNJとMCDは2017年より購入、MMMとDISは2018年より購入、MKCは2020年より購入)。
そもそもホールド力が要らないポートフォリオづくりを
投資にはホールド力(握力)が求められるという話を見かけますが、暴落に強いポートフォリオづくりをすればそもそもそのホールド力すら必要ないのかなーと思っています。
ホールド力を求められるポートフォリオを保有していると、株価の暴落に動揺することにもなって思わず狼狽売りをするハメにもなってしまいます。
この話は何度かしていますが、もし今後20年30年暴落が起きなかった場合は私のポートフォリオの運用成績は市場平均を大きく劣後することになると思いますが、それでも構いません。なぜなら暴落が起きなかったということは私の資産額が着実に増えていることになるからです。
そもそもホールド力すら必要もなく、枕を高くして眠ることの出来るポートフォリオを形成していくことにより、日々の株価の値動きに左右されることのない精神的に安定した生活を送ることができるのではと私ローンウルフは考えています。