本業の収入が多い人の投資手法があなたにとっても良い手法とは限らない
お疲れ様です、ローンウルフです。
ツイッター等のSNSや個人ブログを見ていると、実に様々な方々が様々な投資手法をとっていることがわかります。こうした他人の投資手法を参考にしている方々も多いかと思います。
しかしもしあなたの本業の収入が平均以下なら、彼らの取る投資手法があなたにとっても良い手法になるとは限りません。
投資をする上での前提条件が異なるなら取り得る投資手法も異なる
先ほどもお話した通り、インターネット上では様々な方々が自らの資産運用法について披露しています。
中にはそもそも株式投資をしなくても老後資金を心配する必要がないのでは?と思うぐらい本業の収入が多い人を見かけます。
もしあなたが彼らと違って本業の収入が平均以下の収入しかないのであれば、彼らの取っている投資手法があなたにとっても良い手法になるとは限らないので注意が必要です。
なぜなら本業の収入が高い人と比べた時に、あなたの取れるリスクが彼らよりも少ないからです。
本業の収入が多い人であれば、特定の銘柄の株価が下がり続ける中でナンピン買いをし続けても生活に困ることはありませんし、経営者の理念に共感して投資しているからたとえ投資したお金が無くなってもかまわない、といった考えのもとで投資することができるかもしれません。
しかしあなたの場合はどうでしょうか?あなたがもし一般的な収入以下の人であれば、倹約をして捻出したなけなしのお金で将来のために投資をしているわけですから、経営者の理念に共感しているから投資したお金が無くなったとしても構わないといった考えで投資するわけにはいきません。
また本業の収入が多い人が集中投資をしたり、ティリティの極めて高い投資対象に投資するなどのリスクの高い取引をして大きな損失を負ったとしても、「本業の収入があるからまぁいっか」で済ませることができます。
しかし一般的な収入以下の人であれば「本業の収入で補填すればいいか」では済まされず、老後資金の確保にダイレクトに影響してしまう恐れがあるのです。
取れるリスクは人それぞれ
ですからインターネット上で高いリスクを積極果敢にとって投資をしている人を見ても、その多くは投資をする前提条件が異なっているので、彼らの投資手法があなたにとっても良い手法であるとは限らないのです。
大きなリスクをとって大きな利益を得ている人をみるとついつい同じような高リスクな取引をしたくなる気持ちもわかりますが、画面の向こうのその人は実は本業で高い収入を得ているかもしれません。
あなたの本業の収入が平均的な収入以下しかない場合には、そもそも本業の収入が高い人と投資の前提条件が違うということを頭に入れた上でリスクとうまく付き合っていって欲しいと私ローンウルフは考えています。