相場が下落して辛くても情報商材には頼るな
お疲れ様です、ローンウルフです。
2022年に入ってからのアメリカ株式市場は下落続きで、S&P500は最高値からの下落率が一時20%まで到達しました。
そのため、ここ数年で投資を始めた人の中には含み損を抱えている人もいるかと思います。こうした含み損を抱えるような局面を経験して、不安な気持ちに陥る人も多いでしょう。
そんな時ふと目にする、YouTubeやツイッター上で見かける投資関連の情報商材の宣伝。宣伝を見ると「初心者でもわかる」「簡単に億万長者になれる」「未来を予測できる」「最先端のツールを採用」などなど・・・さも成功が約束されたかのような美辞麗句が並んでいます。
こうしたキーワードを見ると、不安に陥っている人にとっては救いの手を差し伸べてくれるノアの箱舟のように見えます。
しかし相場が大きく下落して損失を負って辛い時でも、情報商材には頼らないでください。
情報商材の相場予測は場外馬券場にいる予想屋と同じ
冷静になって考えればわかることではありますが、そもそも本当に未来が予測できたり初心者でも簡単に儲けることのできるツールがあるのであれば、そんなものは販売せずに自分だけで利益を独占してせっせと儲ければいいだけの話です。
でもそれをしないということは、結局そうした類のものが実はそれほど儲からないということを情報商材を販売している人自身が理解しているからです。
情報商材として販売されている相場予測なんてものは場外馬券場にいる予想屋と同じで、彼らはあくまで予想を売ってそれを生活の糧にしているのであって、自らの投資の結果で食べているわけではありません。
それでも相場で大きな含み損を抱えていると冷静な判断が下せずに、藁をもつかむような思いで救いの手を差し出しているかのように見える商材に手を出してしまう人もいると思います。
しかしあなたに差し出されたその手は、救いの手ではなくあなたをさらにどん底にたたき落しかねない悪魔の手なのかもしれないのです。
不安心理に付け込まれるな
情報商材屋はあなたの不安な気持ちをこことぞばかりに利用して自らの利益に取り込もうとします。古今東西問わず人の不安心理に付け込んで儲けようという輩は存在するのです。
赤の他人があなたに儲け話を持ってくるには理由があります。それは儲け話を持ち出す側にメリットがあるからです。
損失を抱えて冷静さを失ってしまうと簡単な判断能力も失われてしまい、そうした基本的なことも考えられなくなってしまうかもしれません。
ですがあなたの大切な資産をこれ以上失わないためにも、なぜ相手がその商材を販売しようとしているのかを突き詰め、相手の考えを裏読みしていく必要があるのではないかと私ローンウルフは考えています。