リセッションは友達

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

昨年までは非常に好調だったアメリカ経済も、今年2022年に入ってからはその成長に陰りが見えてきています。高いインフレ率とそれを退治するための利上げがアメリカ経済を傷め始めたのです。

アメリカの2022年1~3月期の実質GDP成長率は前期比年率マイナス1.6%、4~6月は前期比年率マイナス0.6%と、2四半期連続でマイナス成長となりました(いずれも確定値)。

7~9月期こそプラス成長に回復したものの、来年以降のリセッション入りがささやかれています。リセッション入りは一般的には株価の下落要因となるため、投資家からは嫌気されます。

しかし保守的な投資先を中心に投資している私からすれば、リセッションは来たら困るどころか守備的なポートフォリオの本領を発揮してくれる友達ぐらいに考えています。

リセッションは保守的な投資家にとって市場をアウトパフォームするチャンス

好景気時に高パフォーマンスを上げられるいわゆる景気敏感銘柄を中心に投資している人からすれば、投資先の会社に大幅な減益を招くリセッションは確かに来たら困るものかもしれません。

ですが私が投資しているような保守的な銘柄は、リセッションが来ても景気敏感銘柄ほど大きく利益を減らすことはありません。

不景気が訪れたからといって生活必需品の購入量を大幅に減らすことは出来ませんし、病気に対する治療代も他に優先して支出しなければならないからです。

そのためリセッション期のディフェンシブ系の銘柄は、景気敏感銘柄と比べて相対的に株価推移も堅調です。中にはプラスで推移する銘柄すらあります。

ですからディフェンシブ銘柄を中心に投資している投資家にとっては、リセッションは来たら困るものではなく、市場平均をアウトパフォームするチャンスを招いてくれるものなのです。

リセッションをプラスに捉えると精神的にも安定する

また保守的な銘柄を中心に投資する利点として、リセッションが来ても精神的に動揺しないという利点があります。

なぜなら先ほども話した通り、リセッションはディフェンシブ銘柄の本領を発揮する絶好の局面であるため、精神的に不安になるどころかむしろ来るのが楽しみにすらなるのです。

ですから株価の下落に動揺して狼狽売りをしたり、感情に任せて慣れない短期売買をするようなことにもなりません。むしろ株価の下落を優良銘柄を安く買えるチャンスに転換できるのです。

人間の精神面・心理面から見ても、下落相場において落ち着いていられるというのは底値売りを防ぐことにもつながりとても重要です。

相場で長く生き続けるためには、こうしたリセッションを悪いものと捉えるよりもむしろ友達と考えるぐらいの姿勢でいたほうが良いのではないかと私ローンウルフは考えています。

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