夢から覚めないハイリスク投資家たち

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お疲れ様です、ローンウルフです。

昨年までは非常に順調だったビットコインを中心とした暗号資産の相場。昨年11月にビットコイン価格は740万円にも達し、「来年は1000万円を超える!」といった強気な意見であふれていました。

しかし蓋を開けてみれば現在は230万円台(2022年11月24日現在)と1年間で3分の1以下の価格まで暴落し、当時の勢いは今や見る影もありません。

しかしそうした状況にもかかわらず「ビットコイン暴落は買い増しのチャンス!」といった意見をちょくちょく見かけます。

彼らはビットコイン価格が10万円以下になっても「買い増しのチャンス!」と言い続けるつもりなのでしょうか?

これまでの追い風が向かい風に変わった2022年

こうした傾向はビットコインに限った話ではありません。同じく昨年までは非常に好調だったEV関連銘柄、レバレッジETF、ハイパーグロース株。これらに投資していた人達も同じように昨年までの上昇を忘れられず、これらの投資先から離れられない人が多いようです。

しかし忘れてはいけないのは、昨年まではこれらのハイリスクな投資先にとって有利な超低金利、低インフレ、量的緩和という3つの追い風があったという事です。

ですが2022年に入ってからはこれらの追い風が全て逆風になっています。

超低金利 → 高金利

低インフレ → 高インフレ

量的緩和 → 量的引き締め

ですから必ずしもこれまでのように暴落が買い増しのチャンスになるとは限りません。また先々のインフレ率を考えると、今後しばらくは安易な金融緩和政策が取られることはないでしょう。

本来ならばハイリスクな投資先で大儲けと言う夢から覚めなければいけないタイミングなのですが、大儲けしたいという欲が先走ってしまい、昨年までの急激な価格上昇が頭から離れずにその夢から覚めることが出来ないのです。

100年前と変わらないバブル時の投資家心理

このようなかつて大きく上がった投資対象をいつまでも忘れることが出来ずにしがみついてしまうという行動は、今に始まったことではありません。100年以上前から続いている投資行動なのです。

この点についてジョン・K・ガルブレイスは、バブルの醸成と崩壊について記した「大暴落 1929」の中でこのように述べています。

終わりが来たことをなかなか認めようとしない点も、典型的な投機バブルのパターンである

 

これは世界大恐慌が起きる前の1926年のフロリダにおける不動産の投機バブルについて述べたものですが、100年も前からバブルが崩壊したのにそれを認めようとしなかった人達の存在が見て取れると思います。

どれだけ技術革新やテクノロジーが発展しようとも、結局は人間の心理とそれに基づく投資行動は変わらないのです。

いい加減「投機で大儲けして一発逆転してやる!」という夢から覚めないと、自分の身に降りかかるのは夢ではなく悪夢になってしまうだろうと私ローンウルフは考えています。

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