お金をもらえたとしても精神的な病気になりたいと私は思わない

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

SNS等を見ていると、たまに

「労働が原因で精神的な病気になって、働かなくても暮らしていけるだけの収入がもらえるようになるのは羨ましい。そうなれば寝てるだけでもお金が入るから無敵だ!」

というような労働が原因で精神を病んで働けなくなった代わりにお金をもらえることに対して羨ましい、といった肯定的な感情を持っている人をたまに見かけます。

なるほど、確かに世の中には様々な考えを持っている人がいるわけですから、健康よりもお金を最優先にして物事を考える人がいるのかもしれません。

しかし私の考えとしては、働かなくても暮らしていけるだけの収入を得られるようになったとしても、精神的な病気になりたいとは思えません。

精神的な病気の辛さは当事者にならないとわからない

働かなくても生活に必要な最低限の収入を得られるほどの精神的な病気となると、かなり重たい病状だと思います。

とここで、精神的な病気を他の身体的変化に置き換えて考えてみたいと思います。

例えばあなたがもし生活に必要な最低限の収入を得られることとと引き換えに、耳が聞こえなくなることとしたらあなたは耳が聞こえなくなるほうを選びますか?

もしくは収入と引き換えに喋れなくなるとしたら喋れなくなるほうを選びますか?収入と引き換えに右手を失うこととなったら右手を失うことを選びますか?

ほとんどの人は最低限の収入よりも肉体的な健康を選ぶと思います。いざそのような状態になった時には、お金なんていらないから元の体に戻してくれ!と思う事でしょう。よく言われるようにお金で健康は買えないのです。

上記の条件を見て、

「精神的な病気と耳が聞こえなくなるのでは程度が違う、同列に論じるな!」

と思う人もいるかもしれません。

ですが日常生活に困難をきたすほどの精神的な病気を抱えている人からすれば、耳が聞こえなくなることと同じぐらいの不都合を日々感じているのかもしれません

精神的な病気の辛さは実際にその当事者になってみないとわからないのです。今この記事を書いている私にだってわかりません。

ピグマリオン

それでも「精神的な病気のせいで働けなくなって、何をしなくても生活に必要な最低限の収入をもらえるような生活を送りたい!」と元々考えている人が私のこの記事を読んでも、まず自分の考え方を変えないでしょう。

というかそもそも私自身もそうした考えを持つ人たちの思考を変えようと思って記事を書いているわけではないし、変えられるとも思っていません。

じゃあなんでこうした記事を書いたのかというと、皆が皆あなたと同じく健康よりもお金が大事と考えている人ばかりではないですよ、という事だけはせめて知っておいた方がいいと思ったからです。世の中お金を一番の軸においている人ばかりではないのです。

それでは最後に、私が大好きなUVERworldの最新曲「ピグマリオン」の歌詞を引用して終わりたいと思います。

 


 

「憧れた人が自ら命を絶った あの人になれたら幸せだけだと疑いもしなかった」

 

「そこに立たなきゃわからない 悲しみも痛みも 感じ方も 違うから」

 

「付けられた傷は跡が残った キャンバスは白に戻らなかった」


 

これが2022年最後のブログ記事となります。1年間ありがとうございました。

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