米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)を購入しました
お疲れ様です、ローンウルフです。
もう何度記事にしているかわかりませんが、4月17日にまた米国債ETFを購入しました。今度は7~10年債を投資対象としている「iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)」です。
なお今回は信用を利用せずに現物で約50万円分購入しました。元々証券口座内の余裕資金が少なかったため信用取引を利用していたわけですが、2日前に投稿した記事の通り、親会社によるアークランドサービスの完全子会社化の発表時に株式を売却して資金に余裕が出来たため、今回現物にて購入しました。
また先のことを考えると10年債利回りはこの水準で留まる機会は少ないと考え、今回は超長期債ではなく7~10年債の購入を選択しました。
ついに並んだ政策金利と消費者物価指数
購入にあたっては政策金利と消費者物価指数の推移を毎回確認しているんですが、ついに両者の数字が並びました。政策金利(上限)と3月の消費者物価指数が共に5%になったのです。
前々回購入時の3月23日の時点では両者の差は1%あったわけですが、そこからおよそ1か月弱でその差が無くなったことになります。
しかしそのわりには10年債、30年債ともに4月に入ってからは金利が反発局面を迎えています。
色々と理由はあるかと思いますが、そのうちの1つとしてコアCPIの高止まりが挙げられます。
コアCPIとはCPIから食料品とエネルギーを除いた物価指数で、3月のコアCPIは5.6%とCPIを0.6%上回っています。
これまではCPIの方がコアCPIを上回っていたわけですが、エネルギー価格の下落と住居費・サービス価格の上昇等が原因で4月はこれが逆転しています。
そしてCPIと違いコアCPIの方は高止まりしているため、金利がなかなか下がらない原因の1つとなっているのです。
遅かれ早かれ物価と金利は下がる
このように考えると、今後はCPIよりもコアCPIの動向の方に注目が集まると思います。
確かにコアCPIは高止まりの様相を呈しているものの、インフレ率が高止まりすればそのぶん金利も高止まりし、それが景気を冷やすことになるのでいずれはコアCPIも金利も下がってくるのかなと思います。
実際に住宅価格の上昇率も徐々に頭打ちになってきていることが、下記のケース・シラー住宅価格指数(前年比)から見て取れると思います。
直近は金利の反発局面が続くかもしれませんが、むしろそれを良い買い増しのチャンスと考えてさらに米国債を買い増していこうと私ローンウルフは考えています。