8月5日の日本株暴落で起きた、ささいな幸運
お疲れ様です、ローンウルフです。
株価もだいぶ回復し今では何もなかったかのような日本の株式市場ですが、8月5日は日経平均株価が12.4%の下落と史上2番目の歴史的な暴落が起きました。
株価の暴落は一般的には投資家にとってマイナスとなりますが、私にとってささいではありますが幸運なことが起きました。
歴史的な暴落時に起きたささいな幸運
私はここ2年ほど日本株投資については、低PBR銘柄を主としたシケモク銘柄への投資を行っています。
シケモク銘柄の投資候補を選定するにあたっては、必ず直近5年間のPBRを確認するようにしています。
直近5年間のPBRを確認するにあたってはマネックス証券の銘柄スカウターを利用し、そこから株価下落時の下値の目途を計算していました。
ちなみに下記のチャートは8月1日と5日に購入したムサシの5年間のPBR推移を表したものです。
直近5年間においては2020年3月のコロナショックが株価が大きく下落した時期であり、主にこのコロナショックの時のPBRを目安に下値目途を計算していました。
しかしこのまま2025年3月を迎えてしまうと、銘柄スカウターでコロナショック時のPBRが確認できなくなってしまいます。
そのため、もし2025年3月が来たら日本株に関する情報を提供している株探のサービスに加入し、毎月の利用代金2,460円を負担するつもりでした。
しかし今回史上2番目という歴史的な暴落に遭遇することができ、また銘柄によってはコロナショック時よりも低いPBRをつけた銘柄もあるため、今後最低PBRを参照する際は2024年8月のPBRを確認して下値目途を計算出来るようになったのです。
総額で15万円弱が浮いた
8月の暴落のおかげで、ひとまず株探の利用料金月2,460円×12か月×5年=147,600円と、総額で15万円近くのお金を支払わずに済んだことになります。
ささいな金額に思えるかもしれませんが、こうした支出の積み重ねが大きな金額になるのです。
また投資という観点からは、コロナショックの時よりもさらに大きく売り込まれた銘柄がそれなりに出たことは、下落耐性を考える上でとても良い経験になりました。
急落後の急反発局面では大型株の方が素直に株価が戻りやすい、だからこそ小型株のシケモク銘柄は買値にこだわる必要があるのだなと改めて感じました。
こうした暴落のような体験はどうしてもネガティブに捉えてしまいますが、ネガティブな事象からプラスの要素や学べることを見出していく必要があるのではないかと私ローンウルフは考えています。