理想のマネーマシーンが誕生するパターン
お疲れ様です、ローンウルフです。
株式投資をしている人の中には、配当利回りを基準にして投資をしている人も多いかと思います。
私もそれが全てではないものの、高い配当利回りを得ることを目的として投資した銘柄も中にはあります。
そこで今回の記事では、高い配当利回りを得ることを目的とした投資において、私が一番理想的であると考えるパターンについて紹介したいと思います。
理想的な高配当投資のパターン
私の考える理想的な高配当投資のパターン、それは当初は配当利回りが低くても、増配によって後々高配当に成長するパターンです。
一般的に高配当を出す銘柄は成長率が乏しいがために、現金をため込まずに配当で還元するというパターンが多いです。そのため、増配率も低くあまり配当金の金額も伸びていきません。
しかし増配率が高いが故に数年後には高配当になるようなケースであれば、当初の配当利回りが低くても、取得単価ベースで見て後々驚くほどの配当利回りを享受することが出来ます。
もし取得単価ベースで二桁の配当利回りを享受することが出来るようになれば、下手に売買せずともそのまま高いリターンを得ることが出来るようになり、理想のマネーマシーンが完成します。
私の保有銘柄における具体例
私の保有銘柄で言えば、いちごホテルREITがこのパターンです。
私はキャピタルゲイン目的ではなく分配金(REITの場合は配当金ではなく分配金と呼びます)目的で、2021年10月にいちごホテルREITを購入し、その後3度にわたって買い増しを行いました。
分配金目的とは言いましたが、当時のいちごホテルREITの予想分配金利回りは1.5%しかありませんでした。
当時いちごホテルREITはコロナウィルス感染拡大の影響を受けて業績は低迷しており、株価も低迷していました。
しかし私はいつまでもこのような状況が続くことはないと考え、後々の業績回復を見込んであえて低迷期に購入に踏み切りました。
そしてその後、私の目論見通り業績も急回復。分配金も順調に増えていき、購入時に1.5%しかなかった予想分配金利回りは、3年後の現在なんと11.79%にまで達しました(2024年9月8日現在の取得単価ベースの予想分配金利回り)。
ただしこれは2024年12月25日に、所有しているホテルの譲渡が行われることによる特殊要因があるため、これだけの高い分配金利回りとなっています。
それでもこの特殊要因を除いた直近と次回予定の分配金を合わせた利回りは、6.46%となっており、これだけでも充分高い利回りと言えるでしょう。
円安によるインバウンド客の増加やインフレの影響を考えると、今後さらなる分配金の増加が見込めると思います。
悪材料に活路を見出す
それでは一体どのようにしてこのような銘柄を見つければいいのでしょうか?
それは一時的な悪材料で売り込まれているものの、いつになるかはわからないが将来的にこの悪材料が取り除かれて業績が回復することがほぼ確実な銘柄の中から選ぶといいと私は考えています。
この「いつになるかわからない」というのが1つのポイントです。人々は不確実性を嫌い、また長く待つことが出来ない生き物なので、それが故に過剰に売り込まれるということが起きうるからです。
これは配当目的で投資するパターンに限りませんが、好材料ばかりの銘柄に目を向けるよりも、むしろ悪材料の中に活路を見出した方が後々の業績回復期に高いリターンを享受できるのではないかと私ローンウルフは考えています。