2025年に避けるべきセクターはディフェンシブ銘柄らしい
お疲れ様です、ローンウルフです。
2日前に旧Twitterで、下記の記事を見かけました。
上記の記事において2025年の相場見通しが語られているわけですが、その中で投資家が避けるべきセクターを紹介しています。そのセクターとは、ディフェンシブ銘柄です。
2025年に避けるべきセクターはディフェンシブセクターだとさ
なおこの相場見通しについて語っているのは、ウェルズ・ファーゴのストラジストであるスコット・レン氏です。
彼は2025年の相場見通しについて、以下のように語っています。
「インフレの水準はFRBの目標に達していないかもしれないが、それほど高くなることはないだろうという状況では、株式に対して積極的に投資する理由が十分にあり、2025年は良いリターンが期待できると考えている」
「それは投資家が市場の一部のセクターを避けるべき良い理由でもある。それはディフェンシブ銘柄だ」
「我々は市場に適度な調整が見られた場合、さらに積極的に行動するつもりだ。その行動とは国内外の経済の影響を受けやすく、経済に敏感な景気循環型セクターにもっと投資することであり、ディフェンシブ銘柄には手を出さない方が良い」
好景気の恩恵を受けづらいディフェンシブ銘柄
ディフェンシブ銘柄を主体としているポートフォリオを組んでいる自分としては「何だとー!」と言いたいところですが、概ねその通りかなと思ってしまいました(笑)
インフレ率が高止まりせず、それに伴って金利も大きく上がらずにアメリカ経済が好調を迎えるなら、保守的なディフェンシブセクターは投資家から敬遠され、冴えないパフォーマンスに終わるでしょう。
好景気だからといって人は「トイレットペーパーを大量に買おう!」とは思いませんし、「薬を使う回数を増やそう!」とはなりませんからね。
しかし逆に言えば、予想に反してインフレが収まらず、また金利も高止まりすればスコット・レン氏が推奨する景気循環型セクターのパフォーマンスは冴えないでしょう。
見るべきは来年1年ではなくもっと先の未来
そもそも論として我々個人投資家が見るべきは、来年1年間ではなくてその後続く20年30年先の未来です。
来年1年間ディフェンシブ銘柄が冴えなかったとしても、その先の未来で好成績を残せるかもしれません。
またこうした市場予想は必ずしも当たるわけではなく、実際スコット・レン氏も2024年は景気後退を予測しており、彼は今年の景気予想を外しているのです。
景気は循環するものですから、コストをかけてその度に銘柄を入れ替えるよりも、保守的な銘柄を主体としてじっと待ち構えていた方が良いのではないかと私ローンウルフは考えています。