【悲報】スペースXの株価が公募価格割れしてしまう
お疲れ様です、ローンウルフです。
6月12日にイーロン・マスク氏率いるスペースXが上場を果たしました。スペースXのIPOは過去最大の規模となっており、投資家から非常に注目されたIPOとなりました。
スペースXの公募価格1株135ドルに対し、初値は150ドルと上場時は公募価格を11%上回る好調な滑り出しとなりました。
しかし現在スペースXの株価は7月19日現在で123.99ドルとなっており、初値で購入した投資家だけではなく公募価格で入手した投資家全員が含み損に陥っています。
極めて割高だったスペースXのIPO
こうした状況はイーロン・マスクの壮大な夢物語を信じている方々にとっては信じられないのかもしれませんが、ブログ記事で2度にわたってスペースXが極めて割高であると話した自分にとっては全く不思議な状況ではありません。
赤字企業がいきなりアメリカの上場企業の時価総額TOP10に入るという状況ははっきりいって異常であり、夢物語によって短期的に株価は上昇するかもしれませんがそれを長続きさせることはできません。
またスペースXのスターリンク、宇宙(打ち上げ+スターシップ)、AI・SNSの3事業のうち黒字化できているのはスターリンクのみで、特にAI・SNS事業は目も当てられないほど悲惨な状況になっています。
2025年のAI・SNS事業の営業損失は63億5500万ドルと、年間の売上の2倍相当の損失を計上しているのです。
売上の2倍の金額の損失を計上しているという状況は、もはやビジネスとしての体をなしてすらいません。
これが改善されるならまだしもこの状況は継続もしくはさらなる悪化が見込まれており、スペースXの業績は悲惨な状況に陥っているのです。
普通の感覚が意外と大事
宇宙事業やAIといった最先端の事業について語られると、投資家はそうしたストーリーの熱に浮かされて実際の数字をよく精査しようとしません。
こうした夢物語はひとたび夢から覚めると一気に現実に引き戻され、あるべき株価に急速に下落していきます。
こうした夢物語よりも、
・アメリカの時価総額TOP10に入るような企業が巨額の赤字を出し続けている中でも株価は維持できるのか?
・黒字を出しているとして、その黒字額は時価総額に見合っている金額なのか?
・高い成長性を有しているとしても、その成長性はすでに株価に織り込まれていないか?
・競争相手もいる中で高い成長率が本当に5年10年と維持できるのか?
といった普通の感覚が案外株式投資には求められているのではないかと思います。
このような発想を常に頭の中においておけば、致命傷に至るような損失を負う可能性は極めて低くなるのではないかと私ローンウルフは考えています。














