私の米国株ポートフォリオのセクター別比率【2024年】
お疲れ様です、ローンウルフです。
私は不景気時でも業績が堅調なディフェンシブ銘柄を中心に投資していますが、そうした銘柄だけではなくウォルト・ディズニーやQQQなど景気に敏感なセクターの銘柄も合わせて保有しています。
そうした中で、おおよそ1年おきに私の米国株ポートフォリオのセクターごとの比率がどうなっているかについて記事にしています。
上記の記事を投稿してから1年が経ち、当時と現在のポートフォリオ内のセクター比率の変化を確認するため、比率を調べて再び記事にしました。
私の米国株ポートフォリオのセクター別比率
私のポートフォリオのセクター別比率公開の前に、比較対象としてまずはS&P500のセクターごとの比率を載せたいと思うのでご覧ください。比率は2023年12月31日現在の状態です。
昨年に続いて情報技術セクターが最大のウェイトを占めました。昨年の25.7%から比率が大きくなり、このセクターだけで3割近くを占めています。
昨年2番目の比率を占めていたヘルスケアは、昨年不調だったこともあり3位に転落し、代わりに金融が2位に躍り出ました。
ここからは本題に入ります。私の米国株ポートフォリオのセクター別の比率についての話の前提として、私の保有銘柄は以下のようなセクター分類となっています。
〇 XLV・・・ヘルスケア
〇 VDC・・・生活必需品
〇 MCD・・・一般消費財
〇 JNJ・・・ヘルスケア
〇 MMM・・・資本財
〇 DIS・・・コミュニケーションサービス
〇 MKC・・・生活必需品
ちなみにIJRとQQQはETF内のセクター比率をそのまま反映させました。それでは私のポートフォリオのセクター別比率の円グラフをご覧ください!
昨年に続き私のポートフォリオの中で一番高い比率をヘルスケアが占めており、およそ3分の1がヘルスケアです。続いてが生活必需品で、この両セクターで6割近くを占めています。
続いてが一般消費財ですが、一般消費財のうちおよそ4分の3をマクドナルドが占めているため、この比率以上に保守的な構成になっています。
皆大好き情報技術セクターは昨年の4.8%から6.2%にまで比率が上がったものの、それでも私のポートフォリオの中では5番目の構成比率に留まっています。
なお各セクターの比率を表であらわすと以下の通りになっています。
ヘルスケア、生活必需品、情報技術の3つのセクターがそれぞれ20%ほど比率に差があります。
この3つのセクターがどう動くかで今後の私のポートフォリオとS&P500の成績差が決まりそうです。
ウェイトの低いセクターが値上がりしてもたかが知れている
よく時価総額加重平均型のインデックス商品を語る中で、もし一番ウェイトの高いセクターのパフォーマンスが落ちても、他のセクターの値上がりでカバーされるから問題ないといったような話を聞きます。
しかしウェイトの低いセクターが値上がりしたところでたかが知れています。
例えば昨年は情報技術セクターがS&P500の中で一番高いリターンを上げたセクターだったわけですが、私のポートフォリオの情報技術セクターのウェイトは4.8%から6.2%とたったの1.4%上がっただけでした。
この程度ウェイトが上がったぐらいでは全体のパフォーマンスに与える影響はわずかです。
もしこの先リセッションが訪れた時に生活必需品と公益の両セクターが好成績を残したとしても、それぞれ6.2%と2.3%しかウェイトがないので、ウェイトの大きい情報技術や金融といったセクターの下げを埋めきれません。
好況期に時価総額加重平均型のインデックス商品を買う場合には、過熱感のあるセクターの下げの影響が必然的に大きくなってしまうのは避けられないことを覚えておいた方が良いと私ローンウルフは考えています。