新NISAでイギリス株のBTIとシェルを購入しました
お疲れ様です、ローンウルフです。
私は今年から始まる新しいNISAの購入対象をイギリス株とし、そのイギリス株のインデックスの1つであるFTSE100の疑似的なインデックスを組んで購入していくこととしています。
その方針に従い、1月にアストラゼネカを、2月にはグラクソ・スミスクラインを購入しました。
そして今回さらにイギリス株を購入しました。銘柄はBTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)とSHEL(シェル)です。
金額は日本円でシェルは約17万円、BTIは約5万円で計23万円ほど購入しました。
アメリカ株投資家の中でもおなじみのBTIとシェル
BTIとシェルと言えばアメリカ株投資家たちにもおなじみの銘柄だと思います。
BTIと言えばタバコ銘柄として非常に有名で、10%近くの高い配当利回りから高配当を選好する投資家から人気があります。…が、株価はここ5年で27%ほどの大幅な下落となっています。
シェルはコロナショック後に大きく株価が下落したものの、その後は底値から株価が3倍に値上がりして復活を遂げています。
両銘柄について簡単に業績や株価指標を見ていきましょう。まずはBTIからです。なおこれから出てくる数字はいずれも2024年4月8日現在のものです。
2024年はマイナス成長が予想されているものの、2025・2026年は5%ほどのEPSの成長が見込まれており、予想PERは6倍ほどと数字上は非常に割安となっています。
2022年までは順調に営業利益が増えていますが、2023年には大幅な赤字となっています。これは一部の紙巻たばこブランドについて大幅な減損処理を行ったためです。
営業CFはとても安定しています。また2017年を除けば投資CFは低くフリーCFが安定しているのも特徴ですね。
続いてシェルについて見ていきます。
シェルについても2024年はマイナス成長が見込まれているものの、2025・2026年は5%前後の1株当たり利益の成長が見込まれています。予想PERも10倍を切っています。
コモディティ企業は業績が大きくぶれやすいので、あまりPERも参考にならないかもしれませんが。
売上も利益も年によって大きく上下しています。これぞシクリカルという感じです。
営業利益ほどではありませんが、CFもサイクルがあるかのように上下を繰り返しています。毎年営業CFがプラスなので思ったよりCFは安定しているんですね。
半分の投資を終えて
イギリス株については1・4・7・10月に購入し、金額は年100万円投資することとしています。そしてその半分の50万円の投資が終わりました。
これでアストラゼネカ、グラクソ・スミスクライン、BTI、シェルの4銘柄に投資をしたことになります。残りはあと6銘柄です。
アメリカ株は連日で高値を更新しているものの、イギリス株においてはここ10年でわずか20%ほどの上昇に留まっています(代表的株価指数のFTSE100、配当は除く)。
それでもいつか大幅な上昇が来る日を思って引き続きイギリス株への投資を続けようと私ローンウルフは考えています。