ウォール街のランダム・ウォーカーを読んで再認識したこと

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お疲れ様です、ローンウルフです。

先日「ウォール街のランダム・ウォーカー」を購入して読みました。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」と言えば、株式投資を勉強している人なら誰でも一度は聞いたことがあるぐらいのかなり著名な本だと思います。インデックス投資家のバイブル的存在で、アクティブ運用と比べてインデックス投資の成績の優秀さについて説いた著書として有名です。

「投資歴13年以上で今頃ウォール街のランダム・ウォーカー読むのかよw」

と思った方もいるかもしれませんが、実は10年ぐらい前にも1度読んでいます。なんで今回いまさらウォール街のランダム・ウォーカーを買って読んだかというと、私が10年前に読んだのは原著第8版を訳したものであり、今回買ったのは原著第11版を訳したものであるため、内容がかなり更新されているので改めて読んでみようと思ったからです。

ちなみに第8版と第11版を比べてみると結構内容が変わってました。なので私と同じように第8版以前のものしか読んだことがない人は、第11版を読むことをお勧めします。

今回ウォール街のランダムウォーカーを読んでなぜ記事にしようかと思ったかについてですが、一つ改めて認識した内容があったからです。

改めてウォール街のランダム・ウォーカーを読んで思ったこと

それはウォール街のランダム・ウォーカーの第4章「二一世紀は巨大なバブルから始まった」の「2 広い裾野を持ったハイテク・バブル」にあるシスコシステムズに関する記述です。

当時のシスコの株価収益率は一〇〇倍以上に達しており、仮にシスコの一株当たり利益が今後一〇年間平均一五%で成長を続けたとしても、一〇年後の株価収益率はなお市場平均を上回ると思われた。さらに、シスコの一株当たり利益が年率一五%で二五年間増加を続けるとすると、アメリカの名目 GDP の伸びを五%と見込んでも、シスコはアメリカ経済全体よりも大きくなってしまうことになるのだ。

「ウォール街のランダム・ウォーカー原著第11版」より


成長株に投資するのであれば、多少割高だったとしても一株利益が毎年のようにグングン成長してくれれば問題はないでしょう。ですが100倍を大きく超えるようなPER(株価収益率)になった場合、高い成長率が長い間継続されることが株価を維持する前提になってきます。

また、ウォール街のランダムウォーカーにはこうも記されています。

株価収益率一〇〇倍で支えられていた株が、市場平均の二〇倍まで落下したとすると、それだけですぐに価値の八〇%は失われてしまう。

「ウォール街のランダム・ウォーカー原著第11版」より

これはつまり、高いPERを正当化する高い成長率が維持できなくなった場合、株価の急落が容赦なく襲ってくることに他ならないのです。

なお前述のシスコシステムズの株価は2000年に82ドルの値段をつけましたが、2018年7月22日現在の株価は42.01ドル、2000年の高値は未だに超えていません。

ウォール街のランダム・ウォーカーを読んで得た1つの結論

上記の記述が示唆するものは「極端な割高株は避けよう」ということだと思います。一般には株価収益率が低ければ低いほど割安とされていますが、多少の差であればあまり大きな影響はないと思います。

ですが当時のシスコシステムズのようにPERが100倍を上回るような割高な株は、成長率がはげ落ちたときに一気に株価の暴落に巻き込まれることとなり、リスクが高いと思います。

もちろんPERが100倍を大きく超えていてもさらに株価がグングン上がり続ける銘柄はたくさんあると思います。ですが長期的な資産形成の観点からすると、こうしたリスクが高い銘柄には手を出さないほうが無難です。もし買うにしても資産の一部にとどめておいた方がいいでしょう。

これが長期株式投資による堅実な資産形成を広めたい私ローンウルフが「ウォール街のランダムウォーカー」を読んで得た一つの結論です。他にも株式投資をする上で大変参考になる内容が多く載っています。まだ1度も読んだことがない人はぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

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