ビジネスで成功した人が投資の世界で陥りやすい「成功の罠」
お疲れ様です、ローンウルフです。
11月20日より始まったサッカーのワールドカップですが、予選リーグで日本がサッカー強国であるドイツを下したことにより大きな盛り上がりを見せているようです。
そうした中でサッカーゲームの売上も伸びているようで、私が本業としているせどりの仕入れにおいても普段は仕入れないサッカーゲームを仕入れて販売するようにしました。
私は投資では流行りの投資先を追うことはありませんが、商品の回転が速く利益も出しやすいので本業では流行りの商品を追うようにしています。
私がせどりでは流行りを追っているように、ビジネスの世界においても利益を出すためには流行りを追うのが一般的だと思います。
ですがこのビジネスにおける流行りを追うという行動や思考は、投資をするにあたってはマイナスの影響を与えかねません。
投資の世界で流行りを追うと高値掴みにあいやすい
なぜかというと、投資の世界で流行りを追いかけてしまうと投資対象がすでに割高になっているものを掴んでしまうケースが多いからです。酷いものになると割高どころかキャッシュフローすらまともに稼いでいないものを高値掴みするケースすらあります。
流行っているということは世の中の人の多くがそれが素晴らしいものであると認識している状態にあるわけですから、もし市場を出し抜いて高いリターンを上げたいのであれば、多くの人が褒めそやしている投資対象からは距離を置かなくてはいけないはずです。
それでもビジネスで成功している人は、流行りを追いかけることによって成功するという成功体験を得てしまっているので、そうした思考にたどり着くのには困難を伴うこととなります。
相場が好調な時はそうした流行りの投資対象を追うというスタイルは上手くいくのかもしれません。
しかしひとたび市場が逆回転してしまった時は、期待でパンパンに膨れ上がった流行りの投資先から真っ先に資金がぬけてしまうというのは今年の相場を見れば皆さんも実感できると思います。
強いられるこれまでの成功体験との決別
ビジネスで成功している人に流行りの投資先を追いかけている人が多いのは、こういう背景もあってのことなんだろうと思います。
しかしビジネスで成功した人が投資の世界においても成功を収めるためには、これまでの成功体験と決別する必要があります。
これまでの成功体験を切り離す際には苦痛や不快感を伴い、他の一般的な個人投資家にはない苦しみがそこにはあると思います。ビジネスで成功したこと自体が投資において足かせになる「成功の罠」が彼らに待ち受けているのです。
もちろんそのあたりの割り切りが出来てビジネスでも株式投資でも成功する人はいると思います。
このように投資の世界ではビジネスと違い、流行りと距離を置くことが長期的に成功するためには必要なのではないかと私ローンウルフは考えています。