「機会損失」は相場の下落局面でも生じる

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お疲れ様です、ローンウルフです。

アメリカ株式市場では株価の長期上昇が続き、これまであまり聞こえてこなかった威勢のいいキーワードが聞こえ始めてきました。それは

「レバレッジETF」

「一括投資」

そして「機会損失」という言葉です。

機会損失という言葉は、近年のような強気相場でリスク資産に投資せずに現金を保有したままにしてしまうと、株価の上昇を取り逃がしてしまうという意味合いで使われているんだと思います。

確かに今後も右肩上がりの相場が確実に見込まれるのであれば、過度な現金の保有は機会損失を生じさせるでしょう。

しかし何が起こるのかがわからないのが相場です。基本的には相場がどうあろうと淡々と買い増していくというスタンスを続けつつも、急落時に備えてある程度の現金は保有すべきなのかなと個人的には思っています。現金の保有比率は個々人によって差が分かれる所ではありますけどね。

株価上昇率の高い1日は下落相場時の反発局面から生まれる

さて、上昇相場になると聞こえてくるこの機会損失という言葉ですが、私は同じく下落相場時においても機会損失は生じると考えています。

チャールズ・エリスの著書「敗者のゲーム」によると、アメリカの株式相場の過去109年間のうち、ベスト10日を逃してしまうだけで、この間の利益の3分の2を失ってしまうとの衝撃的な事実が紹介されています(ベスト10日の具体的な取引日は載っていませんが)。

そしてその1日の株価の上昇率の高い日は、往々にして株価急落後の反発局面で訪れます。

NYダウの1896年からのデータによると、1日の株価上昇率が高かった上位10取引日全てが世界大恐慌後の混乱期、ブラックマンデー、リーマンショックといった金融危機時の相場が占めているのです。

wikipediaのデータを基に作成


 

機会損失という言葉はなぜか上昇相場になるとよく聞こえてきますが、過去の相場を見てわかる通り、相場の調整局面で買いポジションを解消することも立派な機会損失といえるのではないでしょうか?

「稲妻が輝く瞬間」に居合わせるために市場に居続けよう

チャールズ・エリスもこう述べています。

長期的に見て投資家が失敗する原因の一つは、激しい下げ相場に遭遇してパニックに陥り、上記のような最大の上げ相場に参加する機会を自ら放棄してしまうことだ。この教訓は明らかである。投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということだ。

 

私は以前の記事で、相場のランダム性に対応するためには損切よりもディフェンシブな投資手法を築く方が望ましいと述べました。

 

それは相場のストレスをむしろプラスに持っていくという発想から主張したわけですが、こうした過去の事実からも、相場全体の下落局面では買いポジションを解消してしまうよりも、むしろ相場に居続けた方がよい成績を残してきたことがわかります。

相場に居続けるためにも、今のような相場が好調な時から下落に対する「備え」が必要であると今後も主張し続けようと私ローンウルフは考えています。

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