「オリックス」を株主優待銘柄枠として購入!

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

昨日8月24日、新たに日本株を購入しました。銘柄はオリックスです。株数は100株です。

なぜ100株のみの購入かというと、私は投資資金の一部を日本の株主優待銘柄へ振りむけることとし、優待利回りを最大限享受するならオリックスについては100株のみの購入が良いと考えたからです。

オリックスの業績やバリュエーションについての所感

オリックスは多岐にわたる事業を展開していて、典型的なコングロマリット型の企業です。なおオリックスが営んでいる事業は主に以下の8つに分かれています。

法人営業・メンテナンスリース
不動産
事業投資・コンセッション
環境エネルギー
保険
銀行・クレジット
輸送機器
海外事業

 

オリックスは航空機のリースやホテル・旅館運営の事業を展開しており、これらの事業がコロナ禍の中で大きな負の影響を受けているのではないかと思いましたが、保険など他の事業がカバーし、第1四半期の税引前純利益は前年同期比で31.6%の減に踏みとどまりました。

赤字転落すらしている会社が多い中で、かなり健闘しているのではないのかなと感じました。コングロマリットというと選択と集中の考えとは真逆のため近年は忌避される傾向にありましたが、このコロナ禍の中ではプラスに働いたようです。

最悪期ともいえる4-6月期でこの業績ですから、7-9月期における業績の改善が期待されます。

続いてキャッシュフローを見ていきます。

フリーキャッシュフローはプラスとマイナスを繰り返していてやや不安定な状態です。投資キャッシュフローの振れの大きさが原因のようです。

ただ営業キャッシュフローは順調に稼ぎ出しており、リーマンショック時にもプラスを維持しています。2021年度の第1四半期においても前年同期比より増加しており、本業の好調さがうかがえます。

配当については2021年3月期においては未定とされていますが、仮に前期と同じ1株76円だとすると、2020年8月23日現在で5.88%とかなり高い配当利回りとなっています。

配当性向も、会社四季報の予想1株当たり利益152.3円を使用して計算した場合、約50%と無理のない範囲で配当を支払っており、配当が1株利益のほとんどを占めてしまういわゆるタコ足配当には陥っていないことがわかります。

続いてバリュエーションについて見ていきます。直近10年間の平均PERは9.21倍です。低いPERで推移しており万年割安のような状態です。

そして会社四季報の予想1株当たり利益を利用して予想PERを計算した場合、2020年8月23日現在の2021年3月期の予想PERは約8.49倍、2022年3月期の予想PERは約5.38倍と非常に割安な水準となっています。

2022年の予想PERで見た場合の益回りは18.59%と非常に高い益回りとなっています。もちろん今後の業績次第ではありますが、それが少し下ぶれたとしても非常に魅力的な益回りといえるのではないでしょうか?

バリュエーションが見直された時に高い利益が得られる

先ほどもお話しした通り、オリックスの直近の10年間の予想PERは9.21倍と非常に割安な状態であるものの、その間の純利益の伸び率の平均は約25%と高い成長性も有していることがわかります。

今回のコロナ禍の影響は大きいものの、その成長性が再び脚光を浴びた時に状況が一変する可能性も秘めていると思います。

私が頻繁に見ているHiroさんのブログ「Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!」に下記の内容の記事がありました。

 

上記の記事にある通り、いまでこそグロース株として認知されているアップルも、Hiroさんが購入した当時はどちらかというとバリュー株として認識されており、PERも10倍台前半で推移していました。

それがその後アップルのビジネスが見直され、今ではPER30倍台にまで上昇。高い株価上昇を達成したのは周知のとおりです。

こうしたビジネスの再評価によるバリュエーションの見直しが高い恩恵をもたらしてくれるのは、低PER株の大きな魅力の1つだと思います。

もしバリュエーションの見直しがなかったとしても、高い配当利回りと株主優待という株主への高還元を享受することが出来るため、どっちに転がっても損にはならないという割のいい投資になるのかなと思っています。

この「コインの表が出れば勝ち、裏でも負けは小さい!」というどっちに転がっても良いような状況を作るという発想が、投資には必要なのではないかと私ローンウルフは考えています。

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