投資で儲けたいなら「儲けたい」という気持ちを抑えよう

2023年10月24日2023年11月15日

お疲れ様です、ローンウルフです。

このブログを見ている人のほとんどが株式投資をしている、もしくは株式投資に興味がある人だと思いますが、株式投資をするからには儲けたいとの思いがあるはずです。もちろん私自身もです。

ですが長期的に投資で儲けたいと考えているのであれば、自分の心の内にある「儲けたい」という気持ちを抑える必要があります。

儲けたいという思いが強すぎると過度なリスクテイクに向かわせる

なぜそうした「儲けたい」という感情を抑えなければならないかというと、儲けたいと思う気持ちが強すぎると過度なリスクを取る動機となってしまい、また損失の確定を先送りしてしまうことにつながるからです。

２０２１年の強気相場ではハイリスクな投資先ほど大きく値上がりし、地味なディフェンシブ銘柄は値動きに乏しくジリジリと値上がりする程度でした。

しかし相場というものは循環するもので、翌年の２０２２年に弱気相場入りするとハイリスクな投資先は逆回転して大きく値下がりを始め、反対にディフェンシブ銘柄は相対的に堅調な値動きとなりました。

儲けたいという気持ちが強すぎると、大きく儲けたいがために下方へのリスクを軽視してハイリスクな投資先を選好し、地味なディフェンシブ銘柄には見向きもしなくなってしまいます。

その結果として下落相場や不況期に突入した場合、儲けるどころか大きな損失を負うことになってしまうのです。

またハイリスクな投資先では致命傷を避けるため、出来るだけ早く損切りをすることが望ましいですが、「儲けるために始めた投資で損失を確定させるなんてとんでもない！」という気持ちが湧き出てしまい、損切を先送りしてしまうことが起こってしまうのです。

ですから投資で儲けたいと考えているのであれば、儲けたいという感情を極力捨てて淡々と取引をしていくいわば「ゾーン」のような精神状況に自らを持ち込まなくてはなりません。

あなたが「投資で儲けたい！」と本気で考えているなら、儲けたいという気持ちを抑えなくてはならないというパラドックスを克服する必要があると私ローンウルフは考えています。