株式投資のリターンは10年で2倍でも充分だと思う

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私はアメリカ株投資においては、リセッションに強いディフェンシブ銘柄を中心に投資をしています。

こうしたディフェンシブ銘柄はリセッション期に相対的に強いものの、上昇相場においては派手な株価上昇は起きず、10年で5倍!とか莫大なリターンは望めずに地味なリターンで終わると思います。

そうした中で、このようなディフェンシブ銘柄への投資ではせいぜい10年で2倍程度のリターンしか得られないので物足りない、と考える人もいるようです。

しかし私としては、株式投資で10年で2倍のリターンを得られるだけでも充分だと思います。

高いリターンへの期待は過度なリスクテイクを生む

10年で2倍というリターンを年率に換算すると概ね7%となります。イメージとしては過去のS&P500の平均リターンと概ね同等という感じですね。

ディフェンシブ銘柄よりも高いリターンを上げようとするとなると、必然的により高いリスクを負った投資先を選ぶことになります。

しかしそうした追加リターンを得ようとして選んだ投資先というものは、成功すれば確かに大きなリターンを得ることが出来るかもしれませんが、失敗した場合に大きな損失を負ってしまうことになります。ここ2、3年ほどのレバレッジ商品やハイパーグロース株がいい例ですね。

またそうした追加リスク志向は往々にして強気相場時に起こるわけですから、皆さんが想像する以上に下方へのリスクは高いと思います。

上昇相場時の派手な儲け話を目にして「俺も投資で一発当てて大儲けしてやる!」と意気込んだはいいものの、相場が逆回転した時にリスクが一気に顕在化して大きな損失を負ってしまうというのがオチなのです。

大きく儲けること以上に失わない事のほうが大事

とはいえ株式投資を人生一発逆転のためのギャンブルとして捉えている人であれば、そうした考えもアリなのかもしれません。

ですがあなたが株式投資を長期的な資産形成の手段として考えているのであれば、10年で2倍というリターンを出せれば十分です。自分や家族の人生設計を考えれば、儲けること以上に下方へのリスクを考慮すべきです。

10年で2倍というリターンは人によってはショボく感じるかもしれませんが、下手にハイリスクな投資をして失ってしまうよりはよっぽどマシではないかと私ローンウルフは考えています。

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