保有中の日本株の2023年12月時点の現状認識と今後の方針
お疲れ様です、ローンウルフです。
私は3か月に1度、保有している日本株の保有状況について公開しています。そして保有状況公開後はこれらの銘柄の現状認識と今後の方針を記事にしているところですが、今回も同様に記事にしてまとめたいと思います。
保有中の日本の小型株と優待銘柄の2023年12月時点の現状認識と今後の方針
・カナモト
つい先日、2023年10月期の決算発表がありました。経常利益は前期比で9.4%のマイナスに落ち込みました。
しかし翌期は経常利益14.5%のプラスと二桁の増益を見込んでいます。直近2年間は減益が続いていましたが、翌期の業績に期待したいところです。
また決算発表に合わせて「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応に関するお知らせ」をリリース。2030年の数値目標としてROE8%超、総還元性向50%超をうたい、早速自社株買いを発表しました。長期的な資本コスト改善にも期待したいところです。
なお決算発表と自社株買いを好感し、決算発表翌日のカナモトの株価は10%以上急騰しました。
・丸東産業
丸東産業は第2四半期時点で前年同期比で15%の増益と二桁の増益を達成しています。概ね期初の業績予想通りに推移しており、今期は問題なく終えられそうです。これで増配でもしてくれれば言う事ないんですけどね。
・グリーンクロス
本日12月12日、令和6年4月期第2四半期決算が発表されたところですが、経常利益が17%の増益となりました。概ね期初の業績予想通り進んでいるので問題なさそうです。
グリーンクロスは安定して10%前後のROEを達成して増益基調、割高感もないので出来ればこのまま一生保有し続けたい銘柄です。
・エイジス
第2四半期決算発表と同時に下方修正を発表。今期の業績予想は13.5%の減益と厳しい見込みとなりました。
ただ10月の売上は前年同月比で24.1%の大幅な増加。株式会社mitorizの子会社化があったためで、今後これが利益でもどう影響するかを見ていきたいところです。
・オリックス
オリックスは株主還元に積極的であり、高配当銘柄でもあります。私の取得単価ベース(1290円)で計算した予想配当利回りは7.29%にもなります(2023年12月12日現在)。
業績も好調なので、引き続きマネーマシーンとしての役割を発揮してもらいたいところです。
・ドトール・日レスホールディングス
ドトールは今期の業績について、経常利益が前期比で2倍以上にもなることをブチ上げているわけですが、第2四半期時点の進捗率を見るとその強気予想を上回るほどのペースで推移しています。今期の業績にはかなり期待が持てそうです。
・いちごホテルリート投資法人
私の購入単価ベースで計算した予想分配金利回りは5.38%となっています。前回9月時点と変わっていません。
円安やインフレはホテルREITの業績にとってプラスになるので、物価の上昇トレンドが続いても安心して保有できます。
・シンニッタン
2024年3月期第2四半期時点で経常利益は13.9%の二桁減益となっていますが、第1四半期の43.2%もの減益よりは回復しています。
自動車業界は業績好調なところが多いので、その恩恵が部品会社にも来てほしいところです。
・ミロク
9月8日に第3四半期の決算発表がありましたが、経常利益は4.8%増と小幅な増益となっています。
今週末に本決算の発表があるので、そこで来期の業績の見通しが公表されるので注目したいです。
・東部ネットワーク
東部ネットワークの第2四半期決算は経常利益が14.9%の減益とあまり良くなかったです。
それでも業績予想に対する進捗率は悪くないので、安心できるのかなと思っています。
・イサム塗料
イサム塗料は10月31日に上方修正を発表。当初の通期業績見通しよりも24.9%経常利益の見込みを引き上げました。今期は安心して保有できそうです。
・西川ゴム工業
西川ゴム工業は8月8日に通期業績見通しの下方修正をしたのですが、それが11月8日に一転して61.4%もの経常利益の大幅な上方修正を発表するという異例の事態が起きました。
こうしたサプライズ効果もあり、保有期間半年ほどで40%もの高いリターンを上げています。
過去平均のPBRに回帰するだけで2倍近いリターンを上げることが出来るので、さらにリターンを伸ばしていきたいと思っています。
以上、現状認識と今後の方針について簡単に書いてみました。
多くの銘柄は業績が好調なので、心惑わされることも無く安心して保有できる展開が続きそうです。
この保有していても精神的に安定できるという信頼感も、株式の保有を続ける上で大切な要素ではないかと私ローンウルフは考えています。