株価暴落時の米国株ETFの買付ルールを変更します
お疲れ様です、ローンウルフです。
私はアメリカ株の買付方法について、毎月ETFを定期購入し、3か月に1回個別銘柄を購入することとしています。ETFの購入対象はVDC、XLV、IJRです。
なおVDCは生活必需品セクターに投資するETF、XLVはヘルスケアセクターに投資するETF、IJRは小型株に投資するETFです。
ただし今は比率調整のため、購入頻度を逆にして毎月個別銘柄を購入し、3か月に1回ETFを購入するようにしています。
また株価下落時において、S&P500が最高値より10%以上下げた時に臨時購入をし、以下15%、20%…と5%刻みで株価が下げた場合に臨時購入を続けることとしています。
臨時購入の際の購入対象は、10%と15%の際は個別銘柄を、20%以降はハイテク系の銘柄を多く含んでいるQQQを購入することとしています。
今回、これらのETFの買付に新たなルールを加えたいと思います。
株価暴落時の新たなETF購入ルール
今回新たに付け加えるルールですが、それはS&P500が最高値より30%以上下げた時、毎月購入するETFをVDC・XLV・IJRからQQQとIJRに変更し、最高値から20%のところまでS&P500が戻したら購入をVDC・XLV・IJRに戻すこととします。
このように定期購入ルールを変更する理由についてですが、VDCやXLVのような他のセクターと比べて比較的暴落耐性のあるETFは、株価の戻り局面では成績が市場平均に劣後しやすい旨を以前記事にしました。
またハイテク系などの景気敏感銘柄は、株価の戻り局面においては逆に市場平均を上回る成績を出しているということについて記事にしました。
これら2つの経験則に従うのであれば、株価暴落局面においてはディフェンシブなETFを購入するのを止め、景気敏感セクターに属するETFを購入するのが合理的なのではないかと考えたのです。
なお20%台の株価下落であれば比較的起こりやすいので、30%以上叩き売られて初めてQQQとIJRという景気に敏感なETFの購入に切り替えることとしました。
やはり買値は大事
私がこのような投資アイディアを思いついたのは、保有しているQQQの損益について考えていた時です。私は購入ルールに従って今年の3月の急落局面でQQQを臨時で3度買い付けたのですが、5か月足らずで早くも50%以上のリターンを出しています。
景気敏感銘柄については、価格が上がったのを見てから買うよりも、ほとんどの人が買いたいと思わない局面で買い付けることの大切さを身をもって実感しました。やはり買値というものは大事ですね。
そのあたり上手くタイミングを測って売買ができればよいのですが、残念ながら私のような凡才にはそのようなことは出来ません。タイミングを測ろうすると投資の判断に感情が紛れ込んでしまうからです。
これからも米国株への投資の判断に感情が入り込まないよう購入ルールを数字でもって設定し、そのルールに厳格に従うとともに、必要に応じて購入ルールを柔軟に見直していこうと私ローンウルフは考えています。