マイ米国株ポートフォリオ VS S&P500(VOO)【2022年6月末】
お疲れ様です、ローンウルフです。
他記事を投稿した関係で少し遅くなりましたが、今月も私の米国株ポートフォリオと市場平均(VOO)の成績比較を下記のルールのもとに行います。
・ETFや個別銘柄と同じタイミングでVOOを購入したものとする
・VOOの購入価格はその日の終値
・売買代金が1,111ドルを上回る最初の売買株数で購入
(例 株価が200ドルの場合、6株購入)
・比較はドル換算
・資産額は配当再投資後・VOOの配当再投資は私が再投資したタイミングと同じ日に再投資したものとする
以上の条件を参照の上、2022年6月末時点の私の米国株ポートフォリオとS&P500(VOO)の成績比較記事をご覧ください!
マイ米国株ポートフォリオ VS VOO(2022年6月末時点)
〇 マイポートフォリオ
・購入価格 96,877.79ドル → 現在価格 112,390.29ドル 増減率 16.01%
〇 VOO
・購入価格 103,600.69ドル → 現在価格 132,508.16ドル 増減率 27.90%
以下の表はVOOと私のポートフォリオの増減率の推移です。
私のポートフォリオは大きく下げたものの市場平均よりは持ちこたえ、過去2番目のリターン差縮小となりました。次は上記の増減率の推移をグラフにしたものです。
上記の表とグラフを作成する際の各銘柄の購入価格と現在価格の比較は以下の通りです。
最後に7月1日時点の私が保有している個別銘柄とS&P500の予想PERです。個別株の予想PERはアメリカのYahoo!Financeを、S&P500についてはWSJを参照しています。
JNJは株価の堅調さからかついにS&P500の予想PERを超えるまでに至りました。もうバリュー株ではなくなってしまいましたね。
DISは先月の20倍台半ばから一気に17倍にまで落ちてきました。6月30日から上海ディズニーランドが運営を再開したとのことで、ファンダメンタル的にも改善していくことでしょう。
保守的な投資が報われた2年間
次のチャートをご覧ください。
これは私が保有している生活必需品セクターETFのVDC(ピンク)とヘルスケアセクターETFのXLV(紫)、ナスダック100に連動するETFであるQQQ(黒)の直近2年間の価格推移を比較したものです。
2021年まではどんどんリターン差が拡大して一時は30%以上のリターン差があったものの、2022年に入ってからはその差が急速に縮まってついにはリターン差が逆転し、VDCとXLVはQQQに対して二桁のリターン差となっています。
ハイテク系の銘柄はウィズコロナの生活様式とマッチして業績と株価が急拡大。多くの人がハイテク系の銘柄に熱狂してナスダック最強を唱える人がそこかしこに現れました。
一方私が主力投資先としているような銘柄群は見向きもされず、地味な値動きからか売却の対象になってナスダック系の銘柄に乗り換える人が続出しました。
しかし結局報われたのは、そうした熱狂からは距離を置いて保守的な投資に徹していた投資家たちでした。
積み立てで投資していた場合には上記のチャート以上にリターン差が広がることになりますから、保守的な投資先にバイアンドホールドしていた人が報われた2年間だったといえるでしょう。
私自身もこうした熱狂からは距離を置いていつも通りディフェンシブ銘柄に投資をしていました。これからも周りがどうあろうと、自らの投資哲学に基づいて投資判断を下していこうと私ローンウルフは考えています。
ディスカッション
コメント一覧
下落相場でもどんな相場でもSP500には勝てない事は伝わってきました。地道にインデックスに積立します。
コメントありがとうございます。
どうでしょう、まだリセッションに突入すらしていないのに7か月でS&P500との成績差が17%も縮まったので、これから先さらに市場平均よりも好成績を残す余地は十分にあると思います。