グラクソ・スミスクラインに見る買い時の大切さ

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は今年から始まった新しいNISAの口座でイギリス株を購入しています。購入した銘柄の1つにグラクソ・スミスクライン(以下GSK)があります。

GSKの1980年から数えた投資リターンはとても高く、株価はおよそ80倍に膨れ上がっています(ドルベース、配当は除く)。

この数字だけ見ればGSKは高いリターンを達成することが出来た素晴らしい投資先だと思うでしょう。

しかし投資タイミングによっては、GSKへの投資は天国と地獄に分かれます。

25年間下がり続けた株価

なおGSKの株価のピークは1999年で、1980年3月に投資した場合に株価は150倍にも膨れ上がりました。20年弱で150倍もの驚異的なリターンを得られたのです。

しかしその後はGSKの株価は低迷、なんと25年もの長きにわたって株価が下がり続けたのです。

 

2024年現在、1999年につけた株価のピークを未だに更新できていません。

最初に書いた通り、1980年にGSKに投資をしていれば80倍近いリターンを得られているわけですが、反対に1999年のピーク時に投資した場合には未だに株価がマイナスに沈んでいるのです。

投資時期によってリターンの明暗が大きく分かれるということがわかると思います。

ブーム時の投資は大きなリスクをはらんでいる

大きく株価が値上がりしてブームに乗っている投資先というものは、一見輝かしい未来を約束しているかのように思えます。しかしそうしたブームが過ぎ去った後は悲惨な末路を迎えるケースが多いです。

「素晴らしい事業を行っている会社ならブームが去ってもまた再び蘇る!」

と考える人もいるかもしれません。確かにそうなるかもしれませんが、そうならなかった場合にはGSKのように25年もの長きにわたって(あるいはもっと)耐え忍ぶことになります。

素晴らしい事業を行っている投資先においても、ブームの頂点で投資した場合には長期的な低迷に遭遇しかねない事は覚えておいた方が良いと私ローンウルフは考えています。

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