新興国株ETF「SPEM」を配当再投資にて購入しました

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は2022年の2月まで3か月おきに新興国株ETFのSPEMを定期購入していましたが、現在は新興国株ETFの定期購入を中止しています。

しかしSPEMについてはあくまで定期購入を中止しているだけで保有は続けており、またSPEMから年2回(6月、12月)支払われる配当金で再投資をすることとしています。

そして日本時間3月18日、予定通り配当再投資によってSPEMを購入しました。

 

今回の記事では購入のご報告と同時に、これまでと同様SPEMの保有状況及び他国と比べたリターンやCAPEレシオ等について記事にしたいと思います。

新興国株ETF「SPEM」の保有状況やリターン比較

まずはCAPEレシオから確認したいと思います。CAPEレシオとは株価をインフレ調整後の1株当たり利益の10年間の平均で割って算出する指数のことです。

まずはCAPEレシオから確認したいと思います。CAPEレシオとは株価をインフレ調整後の1株当たり利益の10年間の平均で割って算出する指数のことです。

アメリカのCAPEレシオについては「multpl.com」を、新興国と日本のCAPEレシオについては「Research Affiliates」を利用して調べています。

数値は新興国株と日本は2月末時点の、アメリカについては3月17日時点のものです。それではご覧ください!

・新興国株 14.2倍

・アメリカ 34.22倍

・日本 23.6倍

3か月前と比べて新興国株のCAPEレシオは13.6倍から14.2倍へと増加、アメリカのCAPEレシオは30.77倍から34.22倍へと増加、日本のCAPEレシオは20.9倍から23.6倍へと増加しました。

続いてSPEMと他の新興国株ETF、およびS&P500との価格推移の比較です。比較対象は以下の3つです。

・DEM(ウィズダムツリー エマージング・マーケッツ・エクイティ・インカム・ファンド)

DGS(ウィズダムツリー 新興国小型株配当ファンド)

・S&P500

上2つはスマートベータ型のETFでDEMは高配当株、DGSは小型株の高配当株に投資している新興国株のETFです。

リターンの比較は配当再投資を含めた形で比較できるPortfolio Visualizerを利用しています。比較期間は私がSPEMの購入を開始した2020年3月から2024年2月までです。それではご覧ください!

緑がS&P500、青がSPEM、オレンジがDGS、赤がDEMです。

S&P500が引き続き新興国株ETFのリターンを上回っています。また新興国株ETFにおいては時価総額加重平均に基づいたポートフォリオよりも、高配当株の方が好成績を出し続けてています。

続いてこれらの具体的な年率リターンやシャープレシオ等が載った一覧を掲載します。

 

なお3月19日時点のSPEMの保有状況はこのようになっています。

 

続いてSPEMの構成銘柄のうちの上位5社と構成比率は以下の通りです。

 

最後にSPEMの投資先の国別組入比率のトップ10について載せていきますのでご覧ください(情報元はステートストリートのHPより)。

 

前回12月報告時と同じく中国のウェイトが下がり、インドと台湾の比率が上がりました。

新興国でも半導体銘柄の躍進

SPEMの構成銘柄の比率について、1位は半導体受託製造で世界一のTSMCでした。TSMC1社でSPEMの構成比率の7%を占めるに至っています。

SPEMについて取り上げて4年が経ちましたが、1社でこれだけの比率を占めたのは今回が初めてです。新興国においても半導体銘柄の躍進を実感出来ますね。

ここからさらに比率が上がるのか、はたまたブームがひと段落するのか、どちらに転ぶかはわかりませんが引き続き新興国株についてウォッチしていこうと私ローンウルフは考えています。

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