主観的なリスクと客観的なリスクの違いを意識しよう
お疲れ様です、ローンウルフです。
投資をしている人であれば「リスク」という言葉が、投資の世界では一般的な意味とは異なる使い方をされていることを知っていると思います。
一般的な意味においてリスクという言葉は、危険が生じる可能性のことを指します。しかし投資の世界ではネガティブな事象だけではなく、プラスの事象も含めた不確実性という意味でリスクという言葉が使われています。
私はこのリスクという考えを用いるにあたって、さらに別の考え方も用いたほうがいいと思っています。それは主観的なリスクと客観的なリスクです。
第三者から見たリスクとあなたから見たリスクは異なる
客観的なリスクは第三者から見たリスクということであり、一般的な意味でのリスクと金融の世界で利用されるリスク両方を含んだものになります。
これに対して主観的なリスクとは、自分から見たリスクという意味です。
例えばある投資対象があったとします。その投資対象は客観的な意味でのリスクは高いとみられ、その資産を購入した際に損失を負う可能性が高いと見込まれていました。
しかしその投資対象についてあなたはとても詳しかったとします。そしてあなたはその資産が一般的に見られているよりも損失を負う危険性が少ないということを知っていました。
この場合、客観的にはリスクが高いと思われている資産は、あなたという主観から見た場合にはその投資対象はリスクが少ないことになるのです。
ですから一般的にはリスクが高いとみられている投資対象でも、あなたから見てリスクが少ないと思うのであれば、後者の目線を重視して投資に踏み切ることも考えたほうがいいのではないかと私ローンウルフは考えています。